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キャンプでめちゃくちゃ役立つ「マキタ製品」3つを、マキタ沼にハマった僕が語り尽くす

工具メーカー・マキタの製品にハマる黒岩潤一朗さんが、キャンプにおすすめのマキタ製品を3つ紹介します。特徴は、1つのバッテリーで多くの製品を動かせるところ。「充電式ブロワ」は火起こしが時短できる上に、濡れたテントの水滴を吹き飛ばして片付けもスムーズにできるという優れものです。その他「充電式ファン」「充電式LEDワークライト」についても紹介します。

筆者のマキタコレクション
筆者のマキタコレクション(2019年春)

どうも、黒岩と申します。2019年3月まで某IT企業でデザイナーとして、Webデザインやキャラクターデザイン、UIデザインなどを担当していました。

会社を辞めてからは、軌道に乗ってきた実家のわさび園を継ぐために地元へリターン。農業とフリーランスのデザイン業という二足のわらじを履きながら、長野県安曇野市でスローライフを送っております。

そんな僕ですが、2017年ごろに電動工具メーカー「マキタ」の製品にハマってしまいました。

マキタの製品は、1つのバッテリーをいろいろな工具に使いまわすことができる
マキタのカタログより(2019年4月の情報)

マキタの製品は、なんといっても1つのバッテリーをいろいろな工具に使いまわすことができるというのが特徴です。対応する製品の数は、18Vのバッテリーだけでなんと225種類!(18V+18Vの36Vで使用できる35種類を含む)単純に考えてすごい数です。

しかも、対応するどの製品もとても魅力的。例えば「充電式草刈機」は、従来のガソリン式と違ってボタン1つですぐに動かすことができるし、何より軽い。「充電式運搬車」は、少ない力で重い荷物を運ぶことができます。

まだ他にも気になるものはいっぱいあるし、1つ買うと他の製品も欲しくなってしまう……。カメラ好きの人が交換レンズを次々と購入する「レンズ沼」 の工具版が「マキタ沼」なのだと僕は思っています。

マキタ沼……1つの工具を買うと、他の工具も欲しくなってしまうこと。また、買い続けてしまう様。

マキタ製品といえば工事現場や農業で使用されているイメージが強いかと思いますが、僕の趣味であるDIY、そして意外にもキャンプの場で大活躍してくれています。

今回は、すっかりとりことなっているマキタ製品の魅力を語りつつ、「キャンプで役立った3つのマキタ製品」を紹介したいと思います。

マキタの充電式ドライバを購入して、沼へ

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最初に購入したマキタ製品は、バッテリーで動く「充電式インパクトドライバ」(インパクト)。キャンプ先でたびたび楽しんでいた車中泊用のベッドを作るために入手しました。

本体に加えてバッテリーや充電器などもついてくる「セット品」を購入したので、値段は標準小売価格で68,100円(税別)と決して安くはありませんでした。ですが「長く使える相棒」だと考えればためらいもなかったです。

最初に購入したマキタ製品は、充電式インパクトドライバ。使い勝手が抜群で愛用している
2019年現在も愛用中のインパクト

届いたインパクトで早速ベッドを製作してみると、使い勝手が抜群! 実はすでに年季の入った古いインパクトを持っていたのですが、新しいインパクトはネジを打ち込むパワーが段違いでビックリしました。長いネジでもグイグイと締め上げてくれるし、コードがないバッテリー式なので取り回しも容易です。

ちなみに、僕が購入したインパクトのバッテリーは容量が6.0Ahのもの。これは2019年7月時点で現存するマキタのバッテリーの中では一番容量が大きく、とても長持ちします。おかげでバッテリー交換の回数も減り、作業もはかどって助かりました。

マキタの充電式インパクトドライバで車中泊用のベッドを制作

こちらが、当時製作した車中泊用のベッド。あらためて見ると自慢できないような出来ですが、作っている最中はとても楽しかったのを覚えています。手作りのベッドに自宅の布団を敷き詰めて出掛けた車中泊も、大成功に終わりました。

インパクトをきっかけにマキタ沼にハマってしまった僕は、その後もキャンプや農業で使うために次々とマキタ製品を買い足していくことになります。気がつけば物置きの棚はマキタ製品でいっぱいになっていました。


キャンプに持っていくなら、このマキタ製品がオススメ

ここからは、マキタ沼にハマっていろいろな工具を使うようになった僕が「キャンプに行くなら、このマキタ製品が便利で良い」と思った3つの製品を紹介します。

【1】火起こしや空気入れに便利! 時短にぴったりの「充電式ブロワ」

バッテリーが使い回せることに味をしめた僕は、インパクトの次に充電式ブロワ(ブロワー)を手に入れました。最初は落ち葉やキーボードの埃を飛ばすことに使っていましたが、ふと「一部分にピンポイントで風を送れるのなら、バーベキューの火起こしにも使えるのでは?」と思い立ちます。

マキタの充電式ブロワはキャンプでの火起こしや空気入れに便利

この「充電式ブロワ」は、今のところ一番買って良かったなと思える工具でもあります。バッテリーと本体のセットだと標準小売価格で37,800円(税別)ですが、本体のみだと11,900円(税別)で済みました。僕は通販サイトで本体のみを購入したので、8,000円程度に収めることができました。

僕が使っているブロワーは18Vモデルで、風力を3段階で切り替えることができます。風速は最大で80m/s! 一番容量の多いバッテリーを使えば、「1(弱)」で約75分、「2(中)」で約25分、「3(強)」で約12分間も連続で使用することができます。

風力はトリガーで微調整が効くので、゙僕は常に「3」で使っています。体感的には、常にボタンを押しっぱなしというわけではないので、風量を最大にしても記載されている稼働時間より長くバッテリーが持つように思います。

このブロワーの強力な風のおかげで、キャンプではいろいろな使い方ができます。そして、最大のポイントは「時短」に大活躍するというところ。用意や片付けに時間がかかるキャンプにおいて、効率良く物事を進めるのに欠かせない製品です。僕は主に以下のようなことに使っています。

使い方(1):バーベキューの火起こしに便利

マキタの充電式ブロワはキャンプでの火起こしや空気入れに便利

例えば、キャンプにとって欠かせない火起こし。意外と難しくて、時間もかかりがちですが、ブロワーがあればかなりの時間短縮を図れます。

マキタの充電式ブロワはキャンプでの火起こしや空気入れに便利

やり方はとても簡単。囲むように配置した炭の中に丸めた新聞紙を詰め込んで火をつけ、そこに向かってブロワーで風を送るだけです。

最初から強い風を当てると火が消えてしまうので、まずは弱めで。炭に少しでも火がついたら、あとは強めの風を送るとあっという間に火起こしが完了します。

なお、火起こしの際は周囲に人がいないことをしっかり確かめて、火とちょうど良い距離間を保ってから行いましょう。火に向ける前に、風量が問題ないかも確認することが大事です。

使い方(2):濡れたテントやタープをすぐに乾かせる

マキタの充電式ブロワは濡れたテントやタープをすぐに乾かせる

雨などで濡れたテントやタープ(日差しや雨を防ぐための布)は、濡れたまま折りたたむと臭いやカビの原因になってしまいます。とはいえ、タオルで水滴を拭うのって結構大変なんですよね……。

そういうときも、ブロワーは大活躍。水滴をサッと拭いたいときに重宝します。

濡れている部分に風を当てれば、風力で水滴を吹き飛ばしたり、すぐに乾かしたりすることができます。この写真を撮影したときは乾燥させる時間がなくて急いでいましたが、ブロワーのおかげで撤収作業がとてもはかどりました。

使い方(3):エアーマットの空気入れ&空気抜きも簡単!

マキタの充電式ブロワはエアーマットの空気入れ&空気抜きを簡単にしてくれる

キャンプでは、テントの中にエアーマットを敷くという人も多いのではないでしょうか。僕が以前キャンプへ行ったときも、同行した友人がエアーマットを持ってきていました。しかし、マットを膨らませる肝心のポンプ (足で踏むタイプの空気入れ)を忘れてしまったのです。

そこで大活躍したのが、やっぱりブロワー。エアーマットの空気口に風を送ると、すぐにマットを膨らませることができます。

マキタの充電式ブロワはエアーソファーの空気入れにも便利

大きなエアーソファーも、慣れるまでは空気を入れるのがとても大変です。普段はこうやってバサッと広げて空気を取り入れないといけなかったのですが……。

マキタの充電式ブロワはエアーソファーの空気入れにも便利

ブロワーがあれば、力を使うことなくすぐに膨らませることができます!

ブロワーを導入する前のやり方だと、エアーソファーの口を結ぶまでに時間がかかって空気が抜けてしまうため、膨らみが甘くなるということもありました。ですが、ブロワーを使うと、ノズルに合わせて差し込み口を小さく絞っておけるので、空気が抜けにくく、口を結ぶのも簡単になります。

マキタの充電式ブロワは空気抜きにも便利

ちなみにエアーマットの場合、ブロワーのノズルを吸気口に差し替えれば、空気を抜くこともできます。

マキタの充電式ブロワは空気抜きにも便利

思ったよりもぺったんこになるので、これまた撤収の際に助かりました。

マキタの充電式ブロワは付属の集塵袋を使えば掃除機としても使える

この「吸い込む」という用途が意外にも便利で、付属の集塵袋を使えばちょっとした掃除機としても使えます。僕は普段、車の座席の足元にたまった砂なんかを吸い込むのに使っています。

使い方(4):まだまだある、ブロワーの使い方

キャンプのときに使える例をざっと挙げただけでも

・バーベキューの火起こし
・テントやタープの乾燥
・エアーマットやエアーソファーの空気入れと空気抜き

このように、幅広い使い方があります!

工夫次第でまだまだ使い道がありそうなので、今後もレパートリーを増やしていきたいなと思っています。

ブロワーを使っていて驚いたのは、コードがないというだけで、こんなにも使い勝手が良くなるのかということ。僕の場合、キャンプでは道具やら何やらで身の回りがゴチャゴチャする傾向にあるので、コードレスは取り回しが良くてとても助かるんですよね。

「キャンプに一つだけマキタ工具を持っていくとしたら?」という質問があったら、僕は迷わずブロワーを選びます。

ちなみに、キャンプ以外の使い方としては……

・落ち葉の吹き飛ばし
・雪飛ばし
・洗車後の水滴飛ばし
・エアコンのフィルター掃除
・掃除機のお手入れ
・キーボードの掃除

こういうことにも活躍してくれます。利用シーンは幅広いので、趣味以外の場でも年中働き続けてくれます。

【2】長時間稼動してくれる「充電式ファン」

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ブロワーだけでも感動モノなのですが、それに負けないくらい便利な道具がこちら。「充電式ファン」です!

いやもう、このファンは便利すぎて「キャンプ用に開発されたのか?」と感じるほどです。実際に使ってみて良いなと思ったポイント挙げると……。

・静か
・首振り機能つき
・3段階(弱・中・強)の風量調節機能つき
・3段階(1・2・4時間)のタイマー機能つき
・角度調節が可能なフックつき
・風向きの角度を上下左右に調整可能
・稼働時間が長い

こんなにたくさん!

個人的には「稼動時間」が一番衝撃を受けましたし、この製品の特徴だと思っています。

僕が持っているバッテリー(18V)だと、「弱」で約21時間も動かすことができるんです。テントで夜から翌朝まで、゙寝ている最中にずっと回していたとしても、まだまだ余裕で動き続けてくれます。何日か続けてキャンプをするというときでも、頼もしい存在になります。

また、フックが付いているので、いろいろなところに引っ掛けることができるのもポイント。手すりにも引っ掛けられる上に場所を取らないので、狭いテントの中でも非常に役に立ちますね。

首振り機能で風が行きわたるのもうれしいところ。ファンの部分が回転しても、動きはコンパクトです。

マキタの充電式ファン

土台の裏側には滑り止めのゴムが付いていて、ダッシュボードの上に置いて使ってもずり落ちてこないのがGOOD。タイマーを使えば余計なバッテリーの消耗も抑えることができて、使い勝手が良いです。

実際に動かしてるところを撮影した動画がこちら。どれくらいの風量か、イメージもしやすいと思います。

マキタの充電式ファンはバッテリーがなくなっても、コンセントとコードさえあれば動かすことができる

ちなみに、コンセントに差して使える電源コードが付いてくるので、バッテリーがなくなっても、コンセントとコードさえあれば動かすことができます。キャンプをしていないときは、作業部屋に置いて扇風機として使っています。こういった日常でも使える配慮がうれしいですね。

【3】災害時にも活躍してくれそうな「充電式LEDワークライト」

マキタの充電式LEDワークライトは災害時にも活躍

最後に紹介するのがこちら。「充電式LEDワークライト」です! これも、前述したインパクトやブロワー、ファンと同じバッテリーを流用できます。

マキタの充電式LEDワークライトの明るさは3段階で調節が可能

ライトの明るさは3段階で調節が可能。本体のボタンを押すだけで簡単に切り替えられますす。ボタンを押すとLEDライトが全灯する20灯モードになり、360度を光らせることができます。

写真でも見て分かる通り、辺り一面が明るくなるほど光を放っています。真昼間に見てもまぶしいと感じるくらい強い明るさです。

マキタの充電式LEDワークライトは手前(180度)だけ光を照射する10灯モードを選択できる

20灯モードの状態からもう一度ボタンを押すと、手前(180度)だけ光を照射する10灯モードに。全灯状態に比べると光を照らす範囲が減る分、バッテリーの消費もかなり抑えられるようです。

マキタの充電式LEDワークライトは10灯モードからもう一度ボタンを押すと、本体の上部だけが光る1灯モードになる

最後に、10灯モードからもう一度ボタンを押すと、本体の上部だけが光る1灯モードになります。懐中電灯としても使えそうですね。

このように、広い範囲を照らしたり、懐中電灯のようにピンポイントで物を照らしたりと、さまざまな場面で活用できそうです。キャンプの時に重宝するのはもちろん、災害時にも役に立ちそうなので、1つ持っておくと安心ですね。持ち手の部分には滑り止め加工がされているので、取り回しも非常に良好です。

マキタの充電式LEDワークライトは持ち手の部分には滑り止め加工がされているので、取り回しも良好。ライト上部にはフックが付いているので、テントの中でぶら下げて使うと照明の代わりにもなる

このようにフックが付いているので、テントの中でぶら下げて使うと、ちょっとした照明の代わりにもなります。引っかけられることで両手が自由になり、暗い場所での作業も煩わしくなりません。

外が暗くなってからテントのペグ(テントを張るときに使う杭)を打つときにも重宝した覚えがあります。フックは本体に収納できるので、手で持つときも邪魔になりません。

こちらもファンと同じように「長時間稼働する」というのがポイント。18V 6.0Ahのバッテリーを使用すれば、最大光量の20灯で使用しても約14時間は持つそうです。さらに、10灯だと約28時間、1灯だと約43時間も使用可能! キャンプで連泊しても余裕で稼働してくれそうです。これまた頼もしい。

マキタの充電式LEDワークライトはUSBポートも付いているので、スマホの充電もできる

ちなみにこのワークライト、USBポートも付いているので、スマホの充電もできちゃうという優れものなんです。

マキタの充電式LEDワークライトはUSBポートも付いているので、スマホの充電もできる。バッテリーの容量にもよるが、iPhoneの場合、最大で約12回はフル充電できる

本体の下にある「USB」と書かれたボタンで、給電のオン・オフを切り替えることができます。暗闇でも分かりやすい。バッテリーの容量にもよりますが、iPhoneの場合、最大で約12回はフル充電できるのだとか。これも災害時に便利ですね。ライトにもなるし充電もできる、手元に1台あればきっと役に立つはずです。

「パワフル」「長持ち」「壊れない」に惚れた

趣味でも仕事でもバリバリ使っている僕のマキタコレクションの中で、故障した製品はこれまでに一つもありません。

もともと工事現場などで使用されることを想定して作られているためか、マキタ製品には「パワフル」「長持ち」「壊れない」という要素がそろっているように思います。ものによっては防塵・防水仕様になっているので、とにかく耐久性がハンパないです。キャンプや車中泊、また災害時にも真価を発揮してくれるでしょう。

マキタ製品には「パワフル」「長持ち」「壊れない」という要素がそろっている

また、人間工学に基づいて作られている工具が多いのも特徴の一つ。持ったときのバランスもちょうど良く設計されているためか、長時間使っていても疲れません。職人さんからの評価が高いのも頷けます。長年培ってきた「信頼性」が道具の使い勝手の良さに現れています。

これから夏本番になるので、次は“空調服”でおなじみの「充電式ファンジャケット」を狙っています。でも、仕事用に草刈り機もいいと思い始めていたり……。これではますますマキタコレクションが増えてしまいますね。

これからも公私共にマキタ製品を愛用していきたいと思います。皆さんも、マキタ製品で快適なキャンプライフを体験してみてくださいね!

著者:黒岩潤一朗

黒岩潤一朗 IT企業でデザイナーとして働いていたが、現在はわさび農家&フリーランスデザイナーとして活躍中。趣味はスケートボードやDIY。生活雑記を中心とした「わさびブログ」、YouTube「WASABI CHANNEL」を運営中。

サイト:黒岩わさび園
Twitter:黒岩@安曇野のわさび屋 (@kuroiwa_wasabi) | Twitter
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