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ロードバイクにハマって山を登り過ぎている私が、さらに楽しむために買った装備と浪費歴

ロードバイクにハマる篠さんが、買いそろえた装備品を紹介します。『弱虫ペダル』がきっかけでロードバイクに没頭。最近ではヒルクライム(山を登るレース)にも楽しさを見い出し、日々トレーニングを重ねているそう。もっと速く、もっと楽しく走れるように装備品を手に入れたことで、どのような変化があったかも語っていただきます。

ロードバイク

初めまして、篠と申します。ロードバイクに乗り始めて、2019年で5年目になります。山が好きで、山ばかり登っています。

得意なライドスタイルは山岳コースをメインとした長距離ロングライドで、過去には年間累積標高35万mを超えたこともあります(プロ選手で約38万m)。近頃は山を登るレース「ヒルクライム」にも楽しさを見出し、洗練された走りに憧れて、トレーニングを始めました。

2019年5月現在は、ヒルクライムシーズン(毎年4〜11月)になると、月に1回のペースでヒルクライムレースに出場。特に、群馬の榛名山ヒルクライム、富士山が舞台の富士ヒルクライム、ゴール地点の標高が2,720m(国内舗装道路最高点)のマウンテンサイクリングin乗鞍(乗鞍ヒルクライム)には、毎年欠かさず参加しています。

私がロードバイクにハマった理由

私がロードバイクを好きになったのは、自転車競技を題材にしたマンガ『弱虫ペダル』に魅了されたことがきっかけ。手に入れた最初のロードバイクは、作中にも登場するベルギーのメーカー・RIDLEY(リドレー)の女性向けモデル「LIZ(リズ)」でした。乗り始めた頃は月に2〜3回のペースで川沿いのサイクリングロードを走って楽しんでいましたが、だんだんと登り坂に興味を持つようになり、当時の自宅があった新宿から週2日で山へと通うようになります。

そして、ロードバイクに慣れてきた頃。ロードバイクを通じて知り合った仲間に、地元だという橋本(神奈川県相模原市)を案内してもらいました。車通りの少ない道にすぐ行くことができる上に、山が近くて、富士山へも日帰りで行けるという、登り坂が好きなサイクリストにとって天国のような場所でした。

橋本の良さが忘れられず、「引っ越そう!」と思い立った2カ月後には新宿から橋本へ移住。ロードバイクに乗る時間をもっと確保するために、転職もしました。時間を有効活用できるようになったおかげで、1カ月間の走行距離は1,400km、累積標高は3万mに到達。上級者のアマチュアにおける平均の月間走行距離が約1,500km、累積標高が約2万mと考えると、走り込み(練習量)としては良い数値が出せたように思います。

環境が整ってからは、各地で行われているヒルクライムレースにも出場するように。初めて挑んだレースではそこそこ良い記録を出せたものの、その後は自分の弱さに負けてしまうことがあり、悔しくてたまりませんでした。

最初は落ち込みましたが、だんだんと「悔しいけど、楽しい。もっと強くなろう」と思えるようになりました。それからは、言い訳ができないぐらい最高な仕上がりでレースにぶつかっていこうと、よりトレーニングを重ねるようになったのです。


もっと強くなりたい、もっと楽しみたい! 私が買いそろえていった装備品の数々

こうして「走力をつけたい」「基礎能力を上げたい」という願望が芽生え始めた私。強くなるためには、体力作りも大事ですが、日々の走行をサポートしてくれる装備品なども重要になってきます。

振り返ってみれば、ロードバイクを衝動買いした1年目から今に至るまで、「もっといろいろな場所を走れるようになりたい」とさまざまな装備品を買いそろえていたように感じます。

私は、ロードバイクの本当の“沼”は、ロードバイクを購入してから始まると思っています。安全に楽しむ上で必要だと感じた装備や、楽しみ方を広げてくれそうなアイテムを、どんどん集めていくことになるからです。乗り始めの頃は「できれば出費を抑えたい」と値段だけで物を選択しがちでしたが、5年目の今となっては、予算が許す限り、初心者こそいい物を使った方が後で恩恵を受けやすいと思うようになりました。

そこで今回は、私がこれまでにどんな装備をそろえて、どのようにロードバイクにのめり込んでいったかを紹介したいと思います。これからロードバイクを始めたい、もしくはすでにロードバイクに乗っているけれど後々レースにも参加してみたい、という方の参考にもなれば幸いです。

1年目:「基本の装備」をそろえる

【1】まずは「ヘルメット」で安全を手に入れる

ロードバイクは、一般的な自転車よりも少ない力で速く進む乗り物。スピードが出やすく、転倒した際は大怪我を負いかねないので、自分の体を守る装備はとても大切です。

その中でも特に重要な装備が、ヘルメットです。ロードバイクを購入したお店で店員さんに「絶対にヘルメットは被ってください」と念押しで言われたため、ロードバイクと一緒に購入しました。

はじめは、ヘルメットを被って出掛けることになかなか慣れませんでした。ですが、当時私が住んでいたのは、交通量がとても多い新宿。路肩駐車も多く、何度も車と接触しそうになりました。自分が走行しているすぐ傍で車も走っていますし、このまま転倒して、頭が守れなかったら……と思うとゾッとします。公道を走るロードバイクは、安全のためにヘルメットをちゃんと被るのが絶対条件です。

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最初に購入したヘルメットがなんとなく合わなくなり、次に手に入れたのは、ヘルメットメーカーのカブトが販売するフラグシップモデル「ゼナード」(写真右)でした。当時の価格は約2万7,000円。通気性に優れていて、空気抵抗の低減を考慮したデザインになっています。ヘルメットの形もスタイリッシュで、被っているだけでテンションが上がります。

重さは215gと、当時試しに被った中では最も軽量でした。ヘルメットは軽ければ軽いほど山を登りやすいです。100km以上走っていると、ヘルメットの重さでだんだん首が疲れたり肩が凝りやすくなったりしますが、ゼナードはそういったことが全くなくて快適でした。

気に入って使っていたものの、落車した際に割ってしまったので、次は同じくカブトが販売する「フレアー」(写真左)を購入。価格は約1万9,500円と、ゼナードと比べるとリーズナブルでした。それなのに、重さはカブト史上最軽量だという170g。被っていることを忘れてしまうぐらい軽いです。ヒルクライムレースによく参加する自分とってもってこいのヘルメットで、愛用しています。

これからロードバイクを始めようと思っている方には、重量250g以内の軽めのものがオススメです。軽いものは、やはり長時間被っていても首が疲れにくいです。最近はデザインもおしゃれでかっこいいものが増えてきているので、選ぶのも楽しいと思います!

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【2】深夜の真っ暗な道を経験し、明るい「ライト」を購入

ロードバイクに乗り始めて3カ月がたった2015年12月末のある日。私が好きな『弱虫ペダル』の登場人物・新開隼人の地元である神奈川県秦野市へ行こう! と突然思い付き、夕方に家を飛び出してロードバイクで向かいました。

夕方からのスタート、かつ往復120kmもあるので、当然走っている最中に辺りは真っ暗になります。このとき、そこまで深く考えずに甘い装備で出掛けたことを後悔しました。深夜の真っ暗な国道246号線を走行していると、ライトをつけても前方5mぐらいしか見えなかったのです。当時は光量が弱い安価なライトしか持っていなかったので、とても怖い思いをしました。

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その経験から購入したのが、ヘッドライトなどを販売するCATEYE(キャットアイ)の「VOLT800」です。

私のサイクリスト仲間には、ブルベ(200km、300km、600km以上などの長距離を走るライドイベント)に参加している人もいます。距離があるだけに夜でも走り続けることが多く、明るいライトは必需品なのだとか。このCATEYEは、その仲間から「信頼できるライトブランド」としてオススメされたものです。

今まで使っていた乾電池式のライトとは違って、こちらはUSB充電式。バッテリー交換もできるので、予備を持っておくといいですね。光量はとても明るく、暗い夜道も遠くまで照らすことができて、かなり安心してロードバイクに乗れるようになりました。値段は少し高めで1万6,000円ほどしますが、長距離ライドをする人におすすめです。

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最近は、Gaciron(ガシロン)のようにお手頃な価格で品質のいいライトを提供するブランドも増えてきました。

連続点灯時間はCATEYEに比べて若干短くなりますが、800ルーメンの明るさを持つ「V9C800」は、4,800円という破格な値段で手に入ります。不慣れなロードバイク初心者にこそ最初から明るいライトを使ってほしいので、選択肢の一つとしてはとてもいいと思います。

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【3】真冬の山を登って「サイクルウェア」の重要さを知る

こうして順調に装備をそろえ始めたものの、この頃はまだ体のラインがくっきり出るサイクルウェアが恥ずかしくて、敬遠していました。しばらく伸縮性のあるスキニーパンツ+ヒートテック+普通のパーカーという組み合わせでサイクリングを楽しんでいましたが、初めて真冬の2月にロードバイクで山を登った際、あまりの寒さに震えました。

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私より先にロードバイクを始めた友人に聞くと、ロードバイクには専用のウェアだけではなく、専用のインナーもあると教えてもらいました。また、冬のサイクリング装備は、たくさん着込んで暖かくすればいいというわけではないということも知りました。私のようにヒルクライムをされる方は、特に注意しなければいけません。

例えば富士山の場合、麓と五合目では標高差が1,200mもあるので、気温差も10度ほどあります。ロードバイクは少し走るだけで汗をかくので、スポーツ専用ではないインナーを着用していると、汗をそのまま吸い込んで体を冷やしてしまいます。

そこで、初めてのスポーツ専用インナーとして、サイクリングウェアメーカーのパールイズミが販売するインナー「5℃対応」を購入。値段はやや高めで8,000円ほどしましたが、運動時に着用することを前提に作られているため、保温性はもちろん、通気性もとてもよくて蒸れません。汗を吸ってもすぐ乾くので、寒い日のサイクリングが快適になりました。

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また、峠道を走ることが多いので、夏のサイクリングでは「麓は暑くても、山頂まで行くと肌寒い……」という経験をよくしていました。そこで、こうした気温差にも対応できるよう、小さく丸めて背中のポケットに入れられるタイプのウインドブレーカーも持ち歩くように。ウェアの快適性を知ると「体のラインが……」という気持ちもなくなっていき、環境に適した装備がどんどんそろいはじめます。

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昔は100kmほど走ると股擦れを起こすなど、ロングライドがとても苦痛でした。ですが、ちゃんとしたサイクルウェアを着用するようになってからは、走行中にストレスを感じることはほとんどありません。自分にあったいいウェアは長時間のライドも快適なので、ロードバイクがますます楽しくなりました。

今愛用しているウェアは、私が2019年5月現在アンバサダーを務めているサイクルウェアブランド「ASSOS」のもの。サイクルウェアの価格帯は4,000〜5万円と幅広く、いろいろな選択肢があります。生地がしっかりしていれば長持ちするので、高くても何年かは使い続けられるようなものを選んでおくと、安物をワンシーズンで使い潰して毎年買い換えるより、結果的に安く済むこともあります。

サイクルウェアは、価格によって素材や着心地がまるっきり違います。体に直接に触れるウェアは、ライド中のパフォーマンスに最も直結します。こだわりだすと、これもまた沼です。

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【4】「ピンディングペダル」に変えると、山登りが楽に!

ロードバイクを初めて5カ月目には、初めてのヒルクライムレースに挑戦しました。しかし、ここで撃沈してしまいます。普段は風のように進んでいたのに、登り坂では時速5kmを出すのがせいぜいで、足が鉛のように重く感じたのです。

落ち込んでいたら、知り合いから「ビンディングペダルに変えると楽に登れるよ」とアドバイスをもらいました。

ピンディングペダルはペダルとシューズを固定する装備で、ロードバイクで本格的に走るための必需品です。そこで購入したのは、自転車パーツメーカー・シマノが展開するデュラエースのビンディングペダル。今まで使っていた一般的なフラットペダルと比べると、力の伝わり方が全く違って感動しました。

踏むだけではなく引く力も加わるので、ペダリングもしやすい! ビンディングペダルとビンディングシューズのおかげで、筋力不足で体重移動もままならなかった頃の私でも、初めて足をつけることなく山を登ることができました。

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5年間で何足かビンディングシューズを使ってきましたが、2019年5月現在は、サイクリングシューズメーカー・LAKEの「CX332」を愛用しています。価格は約6万5,000円。本革製で、フィット感は抜群です。

ビンディングシューズのインソールは、ドイツのメーカー・ソールスターが販売する「SOLESTAR KONTROL(ソールスターコントロール)」を入れています。 たかがインソールと思っていましたが、入れるのと入れないので全然違いました。靴の中で足が固定されるので、タイムロスが減少。ペダリング時の膝のブレも軽減されるので、踏み込む際にペダルにより力が伝わるようになりました。力がかかりやすくなると速さに直結するので、恩恵を感じやすいアイテムでした。

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2年目以降:理想の「走り」を求めて

【5】走行データを記録するために「サイクルコンピュータ」を導入

ロードバイクを初めて2年目になると、行動範囲がだんだん広まり、走行距離も増えていきました。このときからすでに走行データを記録するサイクルコンピュータを導入していましたが、距離と速度のみを表示する簡易的なものだったので、物足りなさを覚え始めます。走行中に、自分がどれぐらいの心拍数で、どれぐらいのケイデンス(1分間におけるペダルの回転数)を回しているのか、もっと細かいデータを取りたくなったのです。

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そして、当時販売されていたサイクルコンピュータの中でも最上位クラスだったアメリカのメーカー・GARMINの「Edge 1000J」を思い切って購入。当時の価格は約9万円と、かなり高め。ですが、基本の走行データに加えて心拍計やケイデンス、スピードを記録できるだけでなく、地図機能やナビゲーション機能も備えるなど、充実していました。

GPS機能付きのサイクルコンピュータは、ライダーが走った痕跡を自動的に記録してくれます。走行データが細かく数値化されることによって、客観的に自分の走りを見ることができました。また、走行履歴を見ながら走っている最中の楽しかった思い出を振り返ることができるので、ライド後の楽しみが1つ増えました。

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さらに、フィットネスアクティビティを記録するサービス「strava」と連携させると、毎回のライドを自動的に区間分析することができます。同じ場所を走った場合も前回の記録と見比べられることができるので、とても魅力的です。

例えば、榛名山ヒルクライムのコース。毎年参加しているレースの日以外にも、自主的に何回か登っています。一番最初に登った記録を見返すと、3年間で14分も記録を更新していたことに気がついて、とてもうれしくなりました。

同じコースを走っている時の平均心拍数の変動といった細かいデータも出してくれるので、データ分析に役立ちますし、本当にありがたいです。日頃のトレーニングがちゃんとタイムに反映されているのが分かり、成長を実感してやる気が出ました。

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【6】もっと遠くの山へ行くための「輪行袋」
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ロードバイク歴2年目までは自宅から自走で行ける範囲の山しか登れませんでしたが、インターネットで調べたところ、他県には素敵な峠がたくさんあると知って、行ってみたくなりました。そこで、公共交通機関に乗って自転車を運ぶ、初めての「電車輪行」にチャレンジします。

そこで、ロードバイクを収納するための「輪行袋」を購入。手に入れたのは、mont-bellが販売する横置き式の輪行袋でした。価格は約4,000円ほど。

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エンド金具

縦置き式だと、ディレイラー(変速装置)が地面にぶつからないようにエンド金具という保護ツールを付ける必要があります。なので、輪行時の荷物を極力減らすべく、横置き式を選びました。輪行を活用して新幹線を利用すれば、東京から大阪まで2時間半、宮城まで3時間、長野まで2時間で着いてしまうので、フットワークが一気に軽くなりました。

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2017年秋にふらっと出かけた福島への輪行旅では、一番お気に入りの峠道である浄土平(磐梯吾妻スカイライン)に出会いました。麓から約1,300mしか登りませんが、目の前に広がる火山荒原は、日本とは思えない雄大な景色が楽しめます。

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長野の木崎湖の近くにある小熊山。長野駅まで輪行した後、60kmほどで走っていける場所

東京から2時間ほどの輪行でこんなに素敵な景色が見られるので、もっと遠くへ行って、もっといろいろな景色を見たくなりました。気軽に遠方へ行けるようになったことで、山岳ライドはより一層充実しました。

また、交通量の多い市街地を通り抜ける場合は、電車輪行だとストレスなく移動することができます。出先のメカニックトラブルで走行不能になったときも、輪行袋があれば電車に乗って帰宅することが可能です。万が一の保険としても、持っておきたいアイテムの一つです。

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2019年5月現在は、知人お手製の超軽量輪行袋を愛用しています。価格は2,500円ほど。ツールケースにも入るコンパクトな大きさで、荷物を減らしたい遠出ライドで重宝しています。

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【7】暗い夜も雨の日も安心! 「ローラー台」で室内トレーニング

本格的にロードバイクを乗るようになった4年目の春、私はアマチュアヒルクライムレースに本気で取り組み始めていました。そして、室内でもトレーニングができるようにと、ローラー台を導入。もともと景色を眺めながら峠道を堪能するのが大好きなので、景色が変わらないローラー台は絶対に乗らない主義でしたが、この年は連日の雪で峠道が凍結していて、外へ走りに行くことができずにいたのです。

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1週間もロードバイクに乗れないと、体力が落ちる恐れがあります。なので、これを機に苦手だったローラー台と仲良くなりたいと思いました。

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そこで興味を持ったのが、オランダのタックスが販売するダイレクトドライブ式固定ローラー「Tacx Neo Smart」でした。ダイレクトドライブ式のローラー台はコースに応じて自動的に負荷が変わるので、道を走っている感覚と近い形で走ることができます。価格は15万円ほどでした。

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「Zwift」というバーチャルトレーニングアプリと連携しているので、世界中のサイクリストと同じコースをオンラインで走ることができます。イベントやレースも毎日開催されているなど、とても画期的なアプリです。その他にもさまざまなメニューが用意されているので、手軽に効率良くトレーニングできます。

最近のマイブームは、仕事が終わった平日の夜にサイクリング仲間と開催する、ローラー台を使った模擬レース。現在の距離や順位などがパソコンの画面上に表示されるので、順位を上げていくのが楽しくて、ゲーム感覚で頑張れます。一人でトレーニングするときよりも自分を追い込めました。

薄暗い早朝や夜の走行は、危険が伴います。ローラー台がなかった頃は、どうしてもロードバイクに乗りたくて雨の日でも出掛けたり、濡れた路面でスリップして怪我を負ったりしたこともありました。今は、天気が悪いときは無理せずに室内でローラー台を使用しています。外を走るときと違って、路面や交通状況を気にしなくていいだけでなく、体の使い方やペダリングに集中できるのも魅力の一つです。

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【8】効率よくトレーニングするためのパワーメーター

レースにも頻繁に出るようになると、自分の疲労管理と今の力量を知るために、パワーメーターが欲しいと思うようになりました。パワーメーターは、自分がひと漕ぎでどれぐらいの力を出しているかを数値化してくれる機材です。風向きや勾配の変化に左右される「速度」とは違って「絶対的な数値」なので、トレーニングの参考基準にしやすいです。

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最初に購入したパワーメーターは、GARMINが販売するペダル式の「Vector 3」。価格は約12万円でした。左右両足の計測が可能な上に、ペダル式なのでバイクに簡単に取り付けられます。

もともとプロ選手がトレーニングで使う高価なものでしたが、近頃は手頃な価格で手に入るものが増えてきたので、趣味として楽しんでいるホビーサイクリストでも愛用する人が多いようです。自分の走力を数値化することで同じ強度を維持するトレーニングもできますし、少ない力で速く走るチャレンジもできます。

私は、このパワーメーターを導入して、ロングライドのペーシング(配分)がうまくなりました。すぐにバテることが減り、楽に長距離を走れるようにもなりました。

また、パワーメーターを導入して半年間トレーニングを続けたところ、富士ヒルクライムの自己ベストタイムを6分以上更新。パワーメーターがあれば自身の脚質を数値から分析できるので、自分がどういう走りを得意とし、何が苦手なのかを探り、どう補うかを考えていけます。本当に、とても画期的な装備です。

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今はロードバイクを2台持っていますが、もう1台にはアメリカのSRAMが販売する「QUARQ」を付けています。価格は約15万円でした。

QUARQはクランク式のパワーメーターで、スッキリしているかっこいいデザインがお気に入りです。ペダル式のVector3はボタン電池が4つ必要ですが、QUARQは1つだけで動作しますし、バッテリーも比較的長持ちです。パワー計測精度が高く、不具合もほとんどないので気に入っています。

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これからも自転車の楽しさを追い求めていく

以上が、私がロードバイクにハマっていく上でそろえてきた一部の装備と散財歴です。今振り返っても、全て「買ってよかった」と思うものばかりです。

人によっては購入の順番が前後するかもしれませんが、私のように元々ゆるゆるとサイクリングを楽しんでいたタイプのサイクリストは、最初からガチガチのトレーニング機材ばかり買うとすぐに飽きてしまう可能性もあります。「楽しければ長く続けられる、続けることに意味がある」と私は考えます。これからロードバイクを始められる方には、まずは楽しみ方を広げてくれるアイテムからそろえるのをオススメしたいです。

私ももっと自転車の楽しみ方を追求し続けるために、今後はロードバイクとは違う車種にも手を出してみようと思っています。現時点で一番欲しいのは、マウンテンバイク(注文済)とシクロクロスバイク。オフロードを走る車種は、ロードバイクと全然違ってバイクコントロールスキルが求められるので、研究すればするほど楽しいです。

ロードバイクの楽しみ方はたくさんあります。私の場合、各地へ輪行してゆっくり山岳を巡る楽しさを3年間かけて満喫したら、今度は洗練された走りや速さをとことん追求してみたくなりました。

これからも違う楽しみ方を求めて、次から次へと新たな物欲が湧き出るでしょう。新しい装備をそろえながら、今後も自転車生活をもっと充実させていきたいです。

著者:

篠


峠道と自転車が大好きな人。「東京2020大会自転車競技」伊豆市PR映像モデルを務める。自転車メーカー「LAPIERRE」&ウェアメーカー「ASSOS」のアンバサダー



ブログ:山は性癖です。
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今回紹介した商品

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【楽天市場】 ASSOS
【楽天市場】 デュラエース ペダル
【楽天市場】 LAKE CX332
【楽天市場】 GARMIN
【楽天市場】 mont-bell 輪行
【楽天市場】 Tacx Neo Smart
【楽天市場】 Vector 3
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