それどこ

3歳半の兄が父と一緒に「妹をあやすオリジナルマシン」を作った

息子(3歳半)と一緒に、娘(0歳2ヶ月)をあやす「オリジナルマシン」を作るまでの記録。

お世話になっております。赤祖父と申します。

前回の記事でも登場した我が家の息子に、妹ができました(記事制作時で兄:3歳半と妹:0歳2ヶ月です)。


そんな背景を踏まえて、今回また記事を書かせていただきます。よろしくお願いいたします。

兄となった息子に見える心境の変化

よく、上の子は下の子が生まれると、赤ちゃん返りをするとか、嫉妬していじめる……などという話も聞く。なのでうちの息子の動向についても心配していた。

実際に下の子が生まれた後、病院には毎日私と息子で通っていた。が、どうにも新しい家族の存在、そして自分の母親が自分ではない他の生き物をつきっきりで世話しているという事実……を受け止めるにあたって複雑な面持ちのように見えた。

しかし退院して妹を自宅に迎えてからは、兄としての自覚が芽生えたようで、何かと世話をしようとしている。妹優先になって自分が後回しになる状況を受け入れ、一人で騒がずにYouTubeや本を見ていたりと、良き兄としての振る舞いがみえはじめ、親として大変嬉しく思っている。

息子は妹が生まれる前、母親の乳首をつまみながら寝るのが大好きだったのに、それも一切やめたし、代わりに父親の乳首をつまもうという素振りすらない。そういう我慢と成長を積み重ねているのもわかるので一層嬉しいのである。


そんな息子が妹の世話を手伝おうとしても、3歳半でできることは少ない。首のすわっていない赤ちゃんの抱っこはできないし、おむつを替えたりミルクをあげたりも難しい。

沐浴のときにちょっとガーゼで顔を拭いてあげたり、バウンサーを揺らしてあげたり、音の出るおもちゃを振ってあげたり(ただし力加減がわからず耳の近くで全力でガラガラ鳴らしたりするので自重いただくことが多い)、できる範囲のことをしてもらっている。


(↑ときに、力加減などがあやしくてヒヤッとすることもある)

一方で、息子の中にはもっと色々お世話をしてあげたいという気持ちもあるのでは、とも思った。それならば、何か他にも息子が「妹のためになることができる」ようなサポートをしてあげるのが親としての責務である。

妹のためのおもちゃを作るサポートを

息子のためにどのような「息子ができる、妹のためにすること」を用意するか。色々と考えたが、最終的には息子が大好きでいつも遊んでいる「レゴ®」を使うことにした。

ただ遊んであげるというのももちろん良いことだが、これならば「妹のために何かを作ってあげる」という要素も加わり、今までのお手伝いや遊びとはひと味違ってくる。

昔から、大切な人に対してものを作ってあげるのが人類の定番の愛情表現である。自作の編み物やポエムを送りつけたり、オリジナルのベスト盤的カセットテープを編集したものを押しつけたり、そういう気持ちは人類普遍なのではないだろうか。

たまたま、レゴ®には動力を追加して動きのあるものを作ることができる部品も存在していることを知った。

つかまり立ちをするくらいまでの赤ちゃんには「メリー*1が定番で人気おもちゃだが、こういった動きのあるおもちゃを作って眺められるようにしてあげたら……と考えた。


今回用意したのは、「レゴ パワーファンクション モーターセット」というモーターや電池ボックス、歯車の基本セットが付いているものだ。


内容物はこんな感じ。歯車などの各種部品を使い、モーターの動きを何らかの機械的動作に変換する。当然、すべてレゴ®規格に準拠。


電池は単三を6本も使う。


加えて、念のため動力系で役立つ部品があるかもしれないと考えて「レゴ クレイジー アクション コントラプションズ」も購入した。こちらはゴム動力などが中心だが、先のパワーファンクションとは部品的に相性が良いと思う。

これらの部品の対象年齢や難易度からすると3歳の息子には早すぎるので、核となる駆動部分については親がサポートしてあげることにする。


子供たちが寝た後、深夜にこっそり息子のレゴ®をいじり始めた。モーターの回転をそのままマシンの動きとしても良いのだが、歯車を含め色々な部品を駆使すると往復運動などに変換できることは知っていた。

しかしながら動かすセオリーは持っていないので、ただただ試行錯誤を続けた。ググってもよくわからなかった。


数日間のトライアンドエラーを経て、このような挙動をする組み合わせを発見を発見した。

この手の工作が得意な人であれば楽勝なのだろうが、電子工作含め、ほとんど未経験なのでこれでも頑張ったほうなのだ。そういう人間にこのレゴ®のセットは手軽で丁度良いな、と感じた。

これをベースに息子に残りの製作を託すことにした。

「妹をあやすマシン」完成から披露まで


ある程度できているベースに対してデコレーションしていく。ここに息子自らの手が入っていれば、自分が作ってあげた感もあるだろう。息子もノリノリでガシガシと装置を装飾していく。


これは東京タワー、とのこと。


この生首みたいのはよくわからない。なおこれはデコレーションであり機能に対しては特に意味は無い。


歯車の面白さは息子にもわかり、ベースとして作成していたものに対し機能的には意味のない歯車を追加した。

更に、保育園で息子が作ってきたオバケの折り紙工作をアームの先にテープで取り付け、遂に息子作「妹をあやすマシン」が完成したのであった。

(動画。音量注意)
息子いわく「たーのしーなー」とのこと。
(gifアニメだとこんな感じ)

肝心の食いつきっぷりはどうかというと……
(動画。音量注意)
(gifアニメだとこんな感じ)

意外としっかり眺めている!!


若干モーターが五月蠅いのはご愛嬌。普通のメリーも家にはあるけど、息子が妹のために作ったというだけで唯一無二の価値があるではないか。


娘もニコニコ笑ったりしていた。何にでも笑う愛嬌のある子なのだが、一応「笑ってるよ」「妹ちゃんのために作れたね」と息子に言うと、「そうだね」と息子も少し得意げな顔をするのであった。

妹のために何かしてあげたいという3歳児なりの気持ちは尊重してあげたい。自分も3人兄弟の長男なのでわかるのだが、やっぱり基本的には下の子を手助けしたくなるのが「きょうだい」だと思う。

その後

息子については相変わらず兄として、妹をなんとかお世話してあげようという気持ちがよく見え頼もしい限りだ。

肝心のマシンだが、1、2日はその状態をベースにして遊んでいたものの、結局飽きて歯車はバラされ、手押しで遊ぶ列車が動くと稼働する部品のひとつとして活躍中である。


まあどんな使い方をしてもいいし、どんな風にも再利用できるのがレゴ®の良いところだから問題ない。また息子の気が向いたら動力を駆使したおもちゃを作るサポートをしようと思う。

※レゴ®の小さい部品は乳幼児が誤飲しないようしっかり管理しましょう

product.rakuten.co.jp
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著者:赤祖父(id:akasofa)

赤祖父

1980年群馬県生まれ東京在住。
三流情報サイト「ハイエナズクラブ」編集などをはじめ
私生活のほぼ全てをネットに捧げているサラリーマン。
好きな食べ物はコロッケそば。
ブログ:光景ワレズANNEX
Twitter:赤祖父 (赤ソファ) (@akasofa) | Twitter

*1:回転し音が鳴るおもちゃ。ベビーベッドに装着できるものが多い

社会的責任[CSR]