それどこ

『町でうわさの天狗の子』で奈良の街に惚れる。聖地巡礼したくなるご当地マンガであの街をのぞこう(ぶち猫)

知らない街の風景をのぞける「ご当地マンガ」連載をスタート!

マンガの沼の住人たちに、「縁もゆかりも、それまで訪れたこともなかったけど、その作品を読んでその地域へ訪れたくなった作品」をセレクトしてもらいました。旅の予習にマンガはいかがでしょうか。

初回は奈良を舞台にした『町でうわさの天狗の子』を、ぶち猫さんが紹介。作品が好き過ぎて聖地巡礼したほど、奈良の街を好きになるシーンが満載です。
【マンガ沼の住人が推す「ご当地マンガ」】連載

「今月の選出者/今月の作品(街)」として毎月1作品を紹介していきます。

  • ぶち猫さん/『町でうわさの天狗の子』(奈良県奈良市)(この記事です)
  • 梅本ゆうこさん/『そのへんのアクタ』(鳥取県鳥取市)(Coming soon)
  • Dainさん/『ぱらのま』(東京都新宿区四ツ谷)(Coming soon)
  • ひらりささん/『波よ聞いてくれ』(北海道札幌市)(Coming soon)
  • 杉村啓さん/『第九の波濤』(長崎県長崎市)(Coming soon)
  • 小田真琴さん/『天然コケッコー』(島根県)(Coming soon)

こんにちは。ぶち猫と申します。わたしが推したい「ご当地マンガ」は、岩本ナオ先生の初期の名作『町でうわさの天狗の子』です。


『町でうわさの天狗の子』
『町でうわさの天狗の子』
(C)岩本ナオ/小学館
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『町でうわさの天狗の子』は、天狗と人間の間に生まれた、人よりもちょっと力が強い以外はごく普通の女の子である秋姫が主人公の物語。

秋姫は高校生活を通じて、新しい出会いを得て友情をはぐくんだり、自分の中にあった恋心に気が付いたり、人間として成長していく中で、やがて自分の出自と向き合うことになります。

主な舞台は架空の小さな町なのですが、物語の終盤で、秋姫は、幼馴染で天狗見習いの瞬ちゃん、仲良くなった同級生たち、そして、天狗の眷属(けんぞく※神様の近くで守護をしたりお使いをしたりする者のこと)の動物たちと一緒に、修学旅行として奈良を訪れることになります。

『町でうわさの天狗の子』
(C)岩本ナオ/小学館

物語は、奈良を舞台にクライマックスを迎えることになるのですが、岩本先生の端正なタッチで描かれる奈良の街並み、そして吉野山の景色がとても美しくて、何度も読み返すうちに、奈良を訪れたくなってしまいます。

わたしは、『町でうわさの天狗の子』が好き過ぎて、奈良の街と吉野山を実際に聖地巡礼しました

町でうわさの天狗の子
(C)岩本ナオ/小学館

作中で最も印象的だったのは、東大寺の二月堂の舞台から奈良の街を見渡した瞬ちゃんが、秋姫に語りかけるシーン。いつも冷静で感情を表に出さない瞬ちゃんが秋姫のことを本当に大切に思っていることが伝わってきて、きゅんとする場面です。

二月堂
東大寺二月堂

二人が目にした奈良の街を自分でも見てみたくて、東大寺を訪れました。二月堂は、こぢんまりとして少し懐かしい雰囲気ながら壮大でもあり、舞台からの眺望は素晴らしかったです。

東大寺の鹿
東大寺の鹿

作中で秋姫が絡まれていた東大寺の鹿にも会ってきました。とにかくすごい数と観光客を全く恐れない堂々とした佇まい。

奈良の街は、見どころになる寺社仏閣や史跡があちらこちらにあるのに、京都ほど混みあっておらず、のんびりした雰囲気でゆっくりじっくり観光できるところが素晴らしいです。

「奈良のガイドブック」を詳しく見る
「奈良県奈良市」の名産品を見てみる

町でうわさの天狗の子
(C)岩本ナオ/小学館

奈良の街や寺社仏閣、仏像などについては、成績優秀な瞬ちゃんや仏像マニアのタケルくんが作中で詳しくその歴史を解説してくれるので、読んでいるうちにだんだんなじみがある気分になってきます。

最終決戦の舞台となる吉野山は桜の名所ですが、わたしはちょうど春に訪れたので、美しい山桜を堪能することができました。山の斜面一面が、桜色のグラデーションに埋め尽くされる光景は息をのむ美しさで、他の桜の名所とは一味違った魅力があります。

町でうわさの天狗の子
(C)岩本ナオ/小学館

吉野山
吉野山の桜

吉野ならではの名物
陀羅尼助丸(だらにすけがん)の本家、藤井利三郎薬房

山中に点在する寺社仏閣を訪ねるように参道を登っていくのですが、道の両側には参拝者を見込んでぎっしりとお店が立ち並んでおり、普段はなかなか見られない吉野ならではの名物をたくさん見ることができるのも楽しい。

「陀羅尼助丸」を詳しく見る
「奈良県吉野町」の名産品を見てみる

山中の寺社仏閣はいずれも長い歴史のあるものばかりで、伝統を感じる佇まいに鮮やかな色彩が映えて、どれもとても見ごたえがありました。個人的なおすすめは、上千本の近くにある吉野水分神社です。

色鮮やかな旗が風にはためく
金峯山寺で。色鮮やかな旗が風にはためく

修験者姿の方々
こちらも金峯山寺で。修験者姿の方々

わたしは、運よく作中にもたびたび登場する修験者姿の方々と金峯山寺で行き会うこともできました。

写真を見返していると、奈良の街、そして吉野山を再び訪れたくなってきます。また、世間が落ち着いたら、桜の季節に再訪したいと思います。

【マンガ沼の住人が推す「ご当地マンガ」】連載

「今月の選出者/今月の作品(街)」として毎月1作品を紹介していきます。

  • ぶち猫さん/『町でうわさの天狗の子』(奈良県奈良市)(この記事です)
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  • Dainさん/『ぱらのま』(東京都新宿区四ツ谷)(Coming soon)
  • ひらりささん/『波よ聞いてくれ』(北海道札幌市)(Coming soon)
  • 杉村啓さん/『第九の波濤』(長崎県長崎市)(Coming soon)
  • 小田真琴さん/『天然コケッコー』(島根県)(Coming soon)

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著者:ぶち猫

趣味として料理やお菓子作り、写真撮影などを行い記録しています。猫二匹などと暮らしています。

ブログ:ぶち猫おかわり
Twitter:@buchineko_okawa

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今回紹介した商品

『町でうわさの天狗の子』を詳しく見る
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社会的責任[CSR]