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【夏にあえておかゆを食べよう】応用無限大。おかゆとリゾットのいいとこ取りな楽ちんレシピ「ミニトマトとベーコンのリゾット」

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」(スープ作家・有賀薫)

こんにちは、ソレドコ編集部です。

冷たいものを食べすぎているせいか夏バテ気味……というとき、温かい「おかゆ」はどうでしょう?

風邪を引いたときに食べるおかゆもおいしいけれど、特別感のある、ワクワクするようなごちそうおかゆをつくって食べてみませんか?

今回は、スープ作家の有賀薫さんに「ミニトマトとベーコンのリゾット」のレシピを教えていただきました。このレシピを覚えておけば無限に応用できます!

こんにちは。スープ作家の有賀薫です。

365日、スープを作っています。もちろん、真夏もスープです。夏にもスープを食卓に取り入れることで、肉や魚や野菜もたっぷり、栄養が十分とれて夏バテもしにくくなります。

スープ作家の考える「おかゆ」とは?

すべての食材がスープになると思っている私にとって、お米も例外ではありません。
おかゆはお米そのもののおいしさはもちろん、水に溶けだしたお米のうまみを味わう一皿。いうなれば「お米のポタージュ」なのです。
炊いたごはんで作る雑炊もいいのですが、米から炊いたおかゆのおいしさはまた格別
和洋中さまざまなおかゆがあり、それぞれにお米の懐の深さを感じさせます。

おいしさはもちろん、体にもうれしいことが多いのがおかゆ。冷房で冷えた体をあたためてくれますし、少ないお米でお腹も満ち足り、家でリモートワークしている人などのランチには重すぎなくてよいと思います。

今日は、覚えるととても役立つイタリアンのおかゆ、リゾットをご紹介しますね!

おかゆの研究

リゾットはイタリアの米料理で、お米を炒めてから煮ます。具材もたくさん入って華やかなのですが、ブイヨンを少しずつ足しては煮詰め、足しては煮詰めるという作り方。やや手間がかかり、日常で作るにはちょっと気軽さに欠けているようにも感じます。

一方、日本のおかゆはお米と水を火にかけ煮るだけという簡単さはあるものの、味つけは塩だけ、具もあまり入れません。食べるときに調味したり、ほかのおかずが欲しくなったりします。食事としてはちょっぴり物足りないという人も多いのではないでしょうか。

私の作り方は、日本のおかゆと、イタリアンのリゾットのいいとこどりをしたレシピ

最初に仕込んでしまえばあとはほったらかしでおいしいリゾットができます。野菜も肉も入れてうまみや食べ応えも十分です。
基本の作り方を覚えてしまえば季節の具材で作ることができ、具材たっぷりのおいしいリゾットがいつでも作れますよ!

夏野菜を入れた「ミニトマトとベーコンのリゾット」レシピ

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」レシピ

【材料】2人分

  • 米・・・3/4合(120g)
  • ベーコン・・・50g
  • ミニトマト・・・8~9個(100g)
  • にんにく・・・1片
  • オリーブオイル・・・大さじ1
  • 塩・・・小さじ1/2
  • 水・・・600ml

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」材料

【作り方】

1. ミニトマト(100g)はヘタを取り、縦半分に切る。にんにく(1片)はつぶす。ベーコン(50g)は細切りにする。米(3/4合)は、洗わなくてよいが気になる人はザルに上げてサッと洗う。

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」レシピ。プチトマトはヘタを取り、縦半分に切る。にんにくはつぶす。ベーコンは細切りにする。米は、洗わなくてよいが気になる人はザルに上げてサッと洗う

2. 厚手の鍋にオリーブオイル(大さじ1)とにんにく、ベーコンを入れ、弱火で熱する。

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」レシピ。厚手の鍋にオリーブオイルとにんにく、ベーコンを入れ、弱火で熱する

3. 香りが立ったらミニトマトを加えて中火に切り替え、つぶしながらさらに2~3分加熱する。

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」レシピ。香りが立ったらプチトマトを加えて中火に切り替え、つぶしながらさらに2~3分加熱する

4. 米を入れ、米全体に油が回るまで混ぜながら炒める。

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」レシピ。最後に米を入れ、米全体に油が回るまで混ぜながら炒める

5. 水600mlと塩(小さじ1/2)を加えて煮立てたら、シリコンべらなどでくっつかないよう一度だけ底からそっと返し、火を弱める。
ふたはせず、そのまま15~18分煮込む。かき混ぜすぎると、お米から粘りが出てしまうので注意。

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」レシピ。水600mlと塩を加えて煮立てたら、シリコンべらなどでくっつかないよう一度だけ底からそっと返し、火を弱める。ふたはせず、そのまま15~18分煮込む。かき混ぜすぎると、お米から粘りが出てしまうので注意

6. 水分が少なくなり、食べてみてお米が柔らかくなっていたら完成。
好みで粉チーズやパセリ、胡椒などをふってもよい。

夏野菜を入れた「プチトマトとベーコンのリゾット」レシピ。水分が少なくなり、食べてみてお米が柔らかくなっていたら完成。 好みで粉チーズやパセリ、胡椒などをふってもよい。

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アレンジ例のご紹介

鍋ひとつで作れて、とても簡単なこのリゾット、一回作り方を覚えると四季折々の具材で作ることができて、とても便利なんです。

最初に具材を炒めてから入れるスタイルが基本ですが、にんにくと米とオイルだけでシンプルなリゾットを作り、あとから野菜を足したり、レトルトのミートソースをかけたりして食べてもいいですよ。

いくつか、アレンジをご紹介しますね!

アレンジ例1:アスパラとエリンギ

グリーンの色が美しいリゾット。アスパラ1束は、お米と馴染むようコロコロに切ります。最初から入れて煮ますが、穂先だけは長めに切って取り分けておき、煮えあがる3~4分前に加えてシャキッと美しく仕上げましょう。

リゾットにキノコを入れるとうまみがぐっと加わります。ここではエリンギ1本を刻んで入れました。仕上げに、切ったサラダチキンを散らすとさらに食べ応えが出ます。

アレンジ例1 アスパラとエリンギ

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アレンジ例2:ズッキーニとベーコン

ズッキーニ1/2本、ベーコン50gを食べやすく切ってオイルで炒め、米1/2合を加えました。米に対して水の量は変えていないので、サラリとした五分がゆのようなリゾットに。

アレンジ例2 ズッキーニとベーコン

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アレンジ例3:せりのリゾット

にんにくとお米とオリーブオイルだけでリゾットを作り、刻んだせりを混ぜます。同じようにクレソンや三つ葉、パクチーでも。

この時期なら、さっとゆでて刻んだモロヘイヤを混ぜ込んでもおいしいです。

アレンジ例3 せりのリゾット

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Tips:リゾット作りには厚手の鍋がおすすめ

おかゆを作るときの鍋ですが、やや長めに煮込むので、少し厚手の鍋だと鍋中が熱くなり過ぎずよいのです。土鍋や、ストウブ、ル・クルーゼなどの鋳物ほうろうもいいですね。

私が愛用しているのは、ジオ・プロダクトの鍋。七層のステンレス製で扱いやすく、熱のあたりがとてもいいのです。炒めても材料が鍋底にこびりつきにくいので、「炒めてから煮る」今回のリゾットのようなレシピに実力を発揮します。キッチンツールで名高い燕市で作られた、日本製の鍋です。今回は18cmの片手鍋を使いました。

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簡単リゾット、いろいろご紹介してきましたが、いかがでしょうか。

夏は食欲が落ちるだけではなく、長い時間キッチンに立つのも嫌ですよね。おかゆやリゾットはお米の煮える時間は多少かかりますが、一度仕込んだ後はタイマーをセットしておけば、ほかの作業ができるのもうれしいところ。

小さなお子さんから大人まで食べられて、具材も応用がききますので、冷蔵庫にある野菜でできるのが魅力です。ぜひ試してみてください。

 

【ごちそうおかゆ連載】

 7月中に計4本、ごちそうおかゆのレシピを紹介しています。次回もお楽しみに!

▶第1週目 梅津有希子「ぷりぷり海老と帆立のだしがゆ」
▶第2週目 河瀬璃菜「夏こそ食べたいかぼちゃ粥」
▶第3週目 辻村哲也(ツジメシ)「南インドのおかゆ、カードライス」
▶第4週目 有賀薫「ミニトマトとベーコンのリゾット」(この記事です)

著者:有賀薫

有賀薫

スープ作家。家族の朝食に毎朝スープを作り続けて約3000日以上に。雑誌、ウェブ、テレビなどでスープのレシピを紹介。『朝10分でできる スープ弁当』(マガジンハウス)で、2020年料理レシピ本大賞入賞。近著に『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)。

Twitter:@kaorun6

 

 

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今回紹介した商品

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「ジオ・プロダクト 片手鍋 18cm」を詳しく見る
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