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おうちで「お弁当」という選択。面倒くさがり屋の私が35年助けられてきた「置き弁」の話

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面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

こんにちは、野上優佳子といいます。中学生の時から自分でお弁当を作り始め、大人になってからは家族のお弁当も作るようになり早35年。今も日々お弁当を作っています。

気がつけばものすごいお弁当好きになっていて、お弁当のレシピ開発やお弁当箱のプロダクト開発(最近は竹粉とコーヒーかすを主材料とした完全植物由来のお弁当箱を台湾と共同開発し、今年販売予定です)など、弁当コンサルタントという仕事をするようになりました。

これまで使ったお弁当箱は300種類を超え、自宅にあるお弁当箱も国内外のものを合わせて3ケタ以上集まり、今も増殖中です。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択 自宅にあるお弁当箱の数々

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そんなお弁当をこよなく愛する私がオススメしたいのが「置き弁」です。

置き弁とは、会社や学校で食べるために持ち運ぶ通常のお弁当とは違い、家で食べる用に作り置きしておくお弁当のこと。実は私自身も置き弁歴が長く、発端は20代に遡ります。

在宅勤務の長期化で家の食事が増える中、ランチを作る時間がなかなか取れなかったり、同じく在宅中の家族のランチに何を用意しようか悩んだりする方も少なくないと思います。また、お昼のタイミングは人それぞれなので、家族の食事時間がずれるのも日常になりつつあります。

こんなふうに悩ましい在宅勤務中のランチですが、食事をお弁当箱に詰めておくだけで、私たちは結構自由になるんじゃないかと思うのです。

そこでこの記事では、家で食べる昼食の選択肢として置き弁を提案するとともに、

  • 置き弁の魅力
  • 興味がわいた人に向けた「気楽に置き弁を作るためのアドバイス」

をつづっていきます。

目次




数々の面倒くさいを回避できる! 「置き弁」の魅力

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

在宅勤務の場合、家にいるとはいえお昼を食べる時間帯は仕事の合間なので、早く済ませなければと気が急いてしまいがちです。

ですが私の経験上、時短のためにタッパーに入った作り置きや残り物を冷蔵庫に入れておいても、いちいち取り出すのが面倒だし、小皿やお茶碗に盛り付けたり温め直したりするのも面倒になり、結局食べないまま傷めてしまうことがあります。ちなみに私は、自他共に認める面倒くさがり屋です。

そんなときこそ「置き弁」です。家の中でも外でも面倒くさがり屋の私がたどり着いた「面倒くさいからの回避法」が、置き弁でした。ここからは私が思う置き弁の魅力を紹介します。

置き弁の魅力

  1. 昼食の時間をゆっくりとれる
  2. ランチのために外出しなくて済む
  3. 自分のタイミングで食べられる
  4. 食べる場所を選ばない
  5. 食べる量や好みに合わせておかずを調整できる

(1)朝食のついでにお弁当を用意すれば、昼食の時間をゆっくりとれる

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

私は大学卒業後すぐに長女を、その翌年に次女を産みました。就職はせずフリーライターをしていたので、仕事はほぼ在宅。今で言う“ワンオペ子育て”の中、仕事でもキャリアを積み重ねたいと必死に数をこなし、締め切りに追われる毎日でした。

原稿を書くのに夢中でお昼も忘れ、気づけば娘たちは遊びにも飽きてお腹ペコペコ。「あああ、ごめんごめん!」と自己嫌悪になることも。そんな中で、お昼のたびに仕事の手を止めて食事の用意をするより、朝食ついでにお弁当を用意した方が昼食時間をゆっくりとれることに気付きました。

置き弁なら、締め切りに追われヒーヒー言っていても、お昼の時間がくれば「いただきます」とフタを開けて一緒にお弁当を食べられる。この時間がすごく待ち遠しくて、そしてすごく楽しかったのです。以来、子どもたちが大きくなってからも、自宅で仕事するときは自分用の置き弁を用意するようになりました。

事前にお弁当箱におかずを詰めて置いておくと、フタを開ければすぐにランチが始まります。お弁当箱にはフタがあるからラップも不要。不思議なもので、温め直さなくてもおいしいって、ほんとお弁当マジックです。

(2)ランチのために外出しなくて済む

新型コロナウイルスが流行する前は、東京・千駄ヶ谷の事務所に通勤することも多く、事務所を借りた頃は近所のお店が目新しくてランチが楽しみでした。

でも2カ月もすると、結局は自分がえり好みしたお店だけに通うように。おいしいお店は人気で、並ぶこともしばしば(しかも結構お高い)。そうなるともう面倒くさい。

雨の日なんか最悪です。傘を持って並ぶ以前に、事務所から出るのが面倒くさ過ぎる……。移動や、注文から食事までの待ち時間もあるので、1時間のお昼休みがあっという間に終わってしまう。結局、外出することなくその場で食べられるお弁当が一番楽、という結論に達しました。

これは在宅勤務のときも同様で、わざわざランチのために外出しなくても済みます。

(3)自分のタイミングで食べられる

コロナ禍でのリモートワークは、20代のライター生活が戻ってきたようでした。家には1日中家族がいて、朝昼夜と食事づくりに追われる日々。

最初の頃はお昼ごはんができたら家族に声をかけていたのですが、「仕事中の人をいちいち呼ぶのもなんだかなあ……でも食事が冷めるのも気になるし……」と気を使ったり、「やっと仕事のやる気が舞い降りてきたところだけど、ああ、ご飯の時間だ作らなきゃ」と手を止めたりと、いろいろ私の精神衛生上よろしくない状況が続いたのです。

そのときに、娘たちが小さい頃の生活リズムを思い出しました。あ、お弁当か。

そういえば、外で遊べない雨の日は、屋根のあるベランダにレジャーシートを敷いて3人でお弁当を食べて気を紛らわせたりしたっけ。そうか、お弁当にすれば、家族がそれぞれのタイミングで自室で食べればいいし、できたてにこだわらなくてもいい!


(4)食べる場所を選ばない

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

また、お弁当だと食べる場所の選択肢が家の中でぐんと広がります。

食卓や仕事部屋のデスク、なんならリビングのソファや、ベランダに椅子を出して座りながらでも食べられる。できたてを気にしなくていいので、ちょっとぐらいお昼の時間がずれても平気です。好きなタイミングで食べていい。お弁当って、自由!

(5)食べる量や好みに合わせておかずを調整できる

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

さらに、お弁当は基本的にみんな同じ中身ですが、無意識のうちにカスタマイズしています。

お弁当箱のサイズはそれぞれの食事量に合わせて選ぶし、中身も「息子はお肉多めでこの野菜は苦手だから減らそうかな」とか「夫はご飯を少し減らして野菜を多めに」とか、食べる人に合わせて調整できる。

残り物の寄せ集めでも、やきそばなどの一品ものでも、食べる人を思い浮かべて詰めます。だからみんな、自分のためのお弁当っていつでもなんかうれしいんだと思います。


***


このほかにも置き弁のよいところはたくさんあります。置き弁なら、数々の面倒くささを全部回避できる!

例えば……

  • 誰かに中身を見られるわけでもないので、彩りは二の次。残り物は時に厄介者ですが、置き弁なら「あってラッキー!」なおかずに
  • 長時間移動するわけじゃないので、中身の片寄りや汁漏れも心配ご無用。ちょっとスカスカでも全然問題ありません
  • お弁当があれば昼食を食べ損ねることがなく、食事のリズムが乱れにくくなり、無駄な間食の予防にも
  • 食べた後の洗い物はお弁当箱1個とお箸だけ

このように、置き弁には面倒くさがり屋にこそオススメしたい要素が詰まっていますよ。

置き弁はこんなに自由で、わくわくできるもの。私がこれまでに作った「置き弁」

ここからは、私がこれまでに作った普段の置き弁をいくつかご紹介します。置き弁ってこんなに自由でいいんだ、こんなに気楽に作っていいんだというのが伝わるとうれしいです。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

こちらは、夕食の残りのチキンカツを、卵とじにした丼弁当。卵でとじれば大抵なんでもおいしい、と私は思っています。添え物は作り置きのナス揚げ浸しと、朝ご飯の残りのじゃこピーマン。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

夏場には冷たい麺も。冷凍うどんを解凍して水でしめて、作り置きの煮豚や適当な野菜を乗せて冷蔵庫へ。食べるときに、直接お弁当にめんつゆをかけます。これが外なら食べた後に残ったつゆの処分に困りますが、家ならすぐに洗えます。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

チャーハンは余りのご飯が解消できて、野菜と肉も一度に食べられます。こちらはキムチチャーハンですが、家なら匂いを気にせず食べられます。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

私がお昼に作ったスパゲティーでしたが、夫は仕事中で一緒に食べられなかったので、そのまま置き弁に。先述した通り、お弁当箱ならラップもいらないし、常温で食べても気になりません。

ちなみにこの日、夫は忙しくて、これをそのまま自室に持ち込み温め直さず食べていました。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

こちらは、朝ご飯のチキンスープに、スーパーフードと呼ばれる穀物「キヌア」を入れておいたもの。寒い日はスープジャーが大活躍します。冷めにくくてずっと熱々! 足りない人は食べてね、とそばにパンなど置いて、食べる量は各人で調整してもらいます。

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面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

バゲットもお弁当箱に詰めます。お弁当用に朝に作ったのはゆで卵だけ。冷蔵庫にあった中途半端なスモークサーモンと、かさ増しのためにアボカドを入れました。食パンではさむサンドイッチは崩れや断面が気になりますが、バゲットに挟むタイプは気楽!

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面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

こちらはビーフン弁当。この日は豚薄切り肉が1枚しかなくて主菜にならないため、ビーフンの具に。その代わり、卵1個を大きく平らに焼いて主菜風にしてみました。前日の残り物のナスの揚げ浸しもどーんと詰めています。

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置き弁をこれから楽しみたい人に向けたアイデア

ここからは、置き弁に興味がわいて「やってみようかな」と思っている人向けて、置き弁を作る上でのポイントやアイデアを紹介します。

これから置き弁を作り始める人へのアドバイス

  • 置き弁を作るときのポイント
    1. 保冷しても加熱してもいい
    2. きっちり詰めなくていい
    3. 作りたいとき、作れるときでいい
    4. しっかり味付けしなくていい

  • あると便利なお弁当箱
    1. 電子レンジに対応している「樹脂製」
    2. 程よく湿気を保つ「曲げわっぱ」
    3. 熱々が食べられる「スープジャー」

  • お弁当にオススメの、通販で買える便利な食材
    1. 錦松梅のふりかけ
    2. 銭屋の明太子
    3. 井上商店のしそわかめ
    4. いしたのしそ巻き梅漬け

置き弁を作るときのポイント

(1)保冷しても加熱してもいい

置き弁は、持ち運ぶことが前提の通常のお弁当より、かなり気楽に作れます。基本は家の中で食べるから長時間持ち運ばないし、家だと冷蔵庫や電子レンジ、オーブントースターなどの設備も整っているので、メニューの自由度が高いです。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

これは海鮮丼。前日の夕食が手巻き寿司だったので、残ったお刺身をヅケにして、翌日の置き弁用に冷蔵庫へ。お刺身をお弁当にできるのは、家で食べるからこそ!

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

こちらは、前日の夕食で残ったチキンのトマト煮にパスタを混ぜて保存用のホーロー容器に入れ、チーズを乗せておいたもの。オーブントースターで温めれば、できたてのグラタンの完成。これも置き弁ならでは。

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(2)きっちり詰めなくていい

先述した通り、家の中で食べる際は移動が最小限なので、お弁当箱の汁漏れや片寄りの心配は無用です。なので、きっちり詰めなくても大丈夫です。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

例えば、サンドイッチ。はさんだ状態が崩れないように、上下2面がしっかり入れば両脇はスカスカでも全然OK。フタも、乾燥防止が主目的なのできっちりしまらなくても平気です。

(3)作りたいとき、作れるときでいい

毎日作らなくていいのも、置き弁の良さです。ラーメンが食べたい日にお弁当はいらないから。私自身、毎日置き弁を作っているわけでありません。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択
コロナ自粛の一時期、昼ごはんを作るのがブームだった小学校5年生の息子にしばらくお昼を作ってもらいました。こちらは息子作の親子丼。ご飯の上に薄焼き卵を乗せ、その上に炒めた鶏肉を乗せるという新発想にちょっと感動

私の場合、夕食の残り物が結構あった日の翌日や、朝食が残っている日に、置き弁をよく作ります。お皿に乗せてラップをすると無駄にゴミが出るし、タッパーにしまい込むと食べ忘れちゃう。それを「次の食事」としてお弁当箱に入れておくだけで、置き弁になります。

温かいご飯がよければ、おかずだけ詰めてご飯用スペースを開けておき、食べる時にごはんをよそうといいですよ。

(4)しっかり味付けしなくていい

家にある調味料やご飯のおかずが使い放題なので、全部に味付けしなくちゃと気負うこともないです。卵焼きも、食べる人に好きにしょうゆやケチャップをかけてもらえばいいんです。

面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

夏場には、お昼は山盛りサラダという日も。家なら、食べるときに自分の好きなドレッシングをかけられます。

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ちなみに、置き弁は高温多湿を避け、直射日光が当たらない涼しい場所に置くのがオススメです。家の中なら、冷蔵庫がやっぱり一番安心だと思います。

また、他の人の分も作ったら必ず「ここにあるよ!」と一声かけます。作ったのに気づかれずに終わったら悲しいからです(私、気づかれず結構悲しかったです)。

置き弁だけでなく、お弁当全般でとても大事だと私が思っているのは「好きなものを必ず入れる」ということです。好きなものが入っているとお昼が楽しみです。中身が分かっていても、すごくワクワクします。

あると便利なお弁当箱

お弁当箱は、家のどこへでも持ち運べる蓋つき食器の1つだと思ってもらえたらいいです。お皿やどんぶり、お茶碗代わりと、八面六臂の活躍! 食べる人の量にもよりますが、600〜700ml程度の容量なら成人男女とも詰め方の加減で調整しやすいです。

(1)電子レンジに対応している「樹脂製」
面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

電子レンジで加熱可能なお弁当箱またはタッパーは、安価で丈夫で、購入しやすいです。フタが透明だと中身が確認しやすく、保存容器としても活用できて便利です。常温もいいけどやっぱり温めたいこと、ありますから。

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(2)程よく湿気を保つ「曲げわっぱ」
面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

個人的には、曲げわっぱが1つあるとすごくいいと思います。調湿性が高く、ご飯とおかずが常温のままでおいしいだけでなく、実はサンドイッチ入れにも向いています。ほどよく湿度を保ち通気がいいので、お弁当箱としてとても優秀です。

それに、見た目もいい。曲げわっぱだと、ごはんと梅干しだけでもすごくおいしそうに見えます。無垢(無塗装)のものはより調湿性が高く、漆などの塗り加工のものは汚れがつきにくく洗いやすいです。

お手入れも実は簡単で、柔らかいスポンジを使って湯で洗ったらよく乾かす。これでいいです。

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(3)熱々が食べられる「スープジャー」
面倒くさがり屋にこそオススメしたい、在宅勤務の昼食用に「お弁当」を作るという選択

スープジャーは汁物専用の印象が強いですが、肉豆腐やおでんなどの汁だく煮込みや麻婆豆腐などのあんかけを入れられて、しかも6時間ぐらい熱々を保てます。

仕事をしながら食事すると、いつの間にか冷めていることもありますが、スープジャーは熱が逃げにくい構造なので熱々を食べられます。また、保温調理できるところも魅力。朝にお肉と豆腐をめんつゆで5分煮て入れておけば、お昼には味がしみしみになっています。

……と、私はスープジャーの魅力について熱量が高く、置き弁から脱線しそうなので今日はこの辺で。

サイズの目安ですが、400mlなら素うどん1杯が全部入り、これ1つでお腹満足。300mlはカップヌードル約1個分で、ごはんやパンと一緒に食べるのにちょうどいいぐらい。ちなみに500mlは吉野家の牛丼の並がぴったり入りました(私調べ)。

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お弁当にオススメの、通販で買える便利な食材

時にはおかず最小限で、ご飯を全力でおいしく食べることがあっていいのがお弁当の良さでもあります。そんなときに主役級になれるご飯のお供たちを紹介します。


(1)錦松梅「佃煮ふりかけ」

私が子供の頃、錦松梅の「佃煮ふりかけ」のテレビCMをやっていて、お歳暮でこれが届くのを心待ちにしていました。かつお節をベースに椎茸やごま、きくらげ、松の実などが入っていて絶妙なコントラストです。


(2)銭屋「辛子明太子」

銭屋は、石川・金沢の名店。この「辛子明太子」は、昆布だしがしっかり効いている中に漂う品の良い柑橘の香りと、普段の明太子とは一味も二味も違うおいしさが味わえます。


(3)井上商店「しそわかめ」

井上商店の「しそわかめ」は、しっとりタイプのふりかけ。お手頃価格で、いつでも置いておきたい。混ぜておにぎりにしても最高です。


(4)いした「しそ巻梅漬」

いしたの「しそ巻梅漬」は、豊後梅(ぶんごうめ)の種をとり、実だけを赤しそで巻いて漬けたもの。四角い形が特徴的です。しっかり酸っぱくて、赤しその風味が豊か。しみじみおいしい。


置き弁は、場所や時間の自由度を上げてくれるもの

お弁当って、なんだか面倒な印象がつきまといがちですが、実は本当に気楽で、場所や時間の自由度を上げてくれるものです。

これを読んで、置き弁って結構いいじゃん、と思ってくださったらとてもうれしいです。そして、皆さんのお昼時間がもっと自由に軽やかになったら、何よりもうれしいです。


著者:野上優佳子(のがみゆかこ)

料理家・弁当コンサルタント。30年以上お弁当を作り続けている知見に基づく実用的レシピが好評。新聞、雑誌、TV、ラジオなど多メディアで活躍するほか、海外でも弁当に関する講演などを行う。『スープジャーで楽するおべんとう生活』(笠倉出版社)はじめ著書多数。

竹粉とコーヒーかすをアップサイクルした100%自然由来のお弁当箱を台湾と共同開発中。国立研究開発法人 水産研究・教育機構「SH“U”N project(サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト)」外部レビュー委員。東京学芸大学こども未来研究所 教育支援フェロー。2女1男の母。(株)ホオバル代表。

ブログ:meal insightー 日々ホオバル
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