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「お歳暮」はもっと気軽に贈っていい! 愛する兄と弟に、日頃の感謝を込めたプレゼントを贈ってみた

「お歳暮」というと会社の上司や取引先など、仕事の付き合いがある人へ贈るイメージがありますよね。しかし、最近では家族や友人など親しい人に1年の感謝を込めて贈るケースも増えているそうです。贈る時期はだいたい12月上旬~下旬にかけて。予算の相場は3,000~5,000円といわれますが、わりあい自由なようです。今回の記事では、親しい兄と弟それぞれにお歳暮を贈ってみることに。お子さんが生まれた兄には焼肉セット、就活を控えた学生の弟には革製のリュックを贈ります。誕生日以外にも贈り物がもらえた二人は戸惑いながらもお歳暮に喜んでくれました。

ライターのmegayaと申します。突然ですが、兄弟は好きですか?

僕には兄と弟がいるが、兄のことは結婚したいくらい好きだし、弟のことはハムスターくらいに小さくして飼いたいと思うほど好きだ。輪廻転生しても彼らと兄弟でありたい。

最初から兄弟愛のエンジンがフルスロットルで申し訳ないが、まだまだこれはほんの序章にすぎない。兄弟がどれだけ素晴らしいかを本当に伝えるためには、原稿用紙780枚くらい必要になる。

勘違いされたくないのだが、僕は記事のネタのために「兄弟が好きだ!!」と言っているわけではない。2つ上の兄とは今でも2人で飲みに行き、ライブやフェスにも一緒に行く。9歳離れている弟とは朝までゲームをやり、深夜に映画を見て同時に寝落ちして「お前もラスト5分で寝たの?」と笑い合うこともある。

「趣味も合うし一緒にいると落ち着く兄 vs 愛おしくてたまらない弟」という、究極の矛と盾である。くぅ〜!!

とりあえず僕がめちゃくちゃ兄弟を愛しているということが、この冒頭の数行で伝わったらうれしい限りである。

大好きな兄と弟に、感謝の気持ちを伝えるいい方法はないか?

僕の生きる世界線に2人がいてくれてよかったと、日々心から感謝している。しかし「ありがとう」と伝えたくても、仲が良すぎるがゆえに、逆にストレートに伝えるには気恥ずかしさがある。

でも、どうにかしてこの感謝の気持ちを形にしたい……!

そう思って何か彼らにプレゼントをあげる口実がないかネットで調べてみたところ、今の季節はちょうど、冬の贈り物である「お歳暮」があった。そうか、お歳暮なら感謝を伝えるという口実としてちょうどいいかもしれない……!

お歳暮という言葉はテレビCMなどでたまに耳にすることはあれど、よくよく考えてみると、自分ではもらったこともあげたこともない。というか「歳暮」という言葉自体が「年の暮れ」という意味だということを、今回調べてみて初めて知った。

お歳暮について調べてみて分かったこと

・歳暮という言葉自体は「年の暮れ」という意味
・お世話になった人に向け、年末に贈る
・贈る時期については地域差があるが、12月上旬から12月下旬までに贈るのが一般的
・予算の相場は3,000〜5,000円くらい

本来、お歳暮は贈る際のマナーがいろいろあるらしいのだが、今は細かいことなんてどうでもいいのだ。僕は兄弟にプレゼントをする口実さえあればそれでいいのだ。太陽は僕ら兄弟を中心に回っているという天動説を唱えたい。

とはいえ、お歳暮ってこんな身近な人に贈ってもいいものなの? 疑問に思ったので、楽天でお歳暮やギフトの担当をしている熊木さんに聞いてみることにした。




全く問題ありません。大丈夫です!
確かにお歳暮というと、上司や取引先など会社関係の方に贈るイメージがありますよね?
しかし決してそれだけではなく、日頃からお世話になっている方、親しい知人や友人、両親、義両親などへの感謝の気持ちを物に込めて贈るのがお歳暮です
最近ではフォーマルな意味だけではなく、親しい人に贈るカジュアルギフトとしてのお歳暮も増えているようです。


よかった。兄弟に贈ってもお歳暮といえそうだ。安心したところで、とにもかくにも兄弟にお歳暮を贈ってみようではないか。

▼目次

まずは相手の「欲しいもの」をリサーチしよう

ただし、企画でやるからといって決して兄弟に中途半端なものをあげたくはない。せっかくお歳暮を贈るのであれば、それぞれが欲しいものをプレゼントしたい。

自分ひとりで考えてもいいのだが、こういうものは日頃近くにいる人に聞いた方が適切だ。


兄の欲しそうなものを、兄嫁にリサーチ

弟の欲しそうなものを、弟の大学の友達にリサーチ

ということで、この通り「兄嫁」と「弟の大学の友達」にそれぞれリサーチをして、兄弟たちが欲しがっているものやハマっていることを聞いてみた。僕は兄弟のためなら徹底的に時間をかける所存であります。

妻と子供と暮らす兄には、何を贈るべきか?

リサーチの結果をもとに、まずは「あれ?キャラメイクで髪型だけ違うキャラ作った?」と言わたことがあるくらい顔が似ている兄へ、お歳暮を届けることにしよう。

念の為だが、写真の右側が僕である。ちなみに「格ゲーの色違いキャラ」「ザクとシャアザクくらい同じ」「スロットならリーチ」とも言われたことがある。

兄嫁から聞いた、兄の「欲しいもの」情報

・通勤時間が長く、いつも暇つぶしにラジオを聞いている
・スニーカーが欲しいと言っていた
・腰が痛いとずっと言っているからマットレスでもいいかも
・平日は夜ご飯しか食べない
・味付けのりばっかり食べてる
・焼き肉を食べたいとよく言っている(1歳の子どもがいてあまり行けないため)

兄弟の話を別の人から聞くというのは、なんとも言い難いむずがゆさがある。このむずがゆさが快感なのだけれども。

そしてやはり普段一緒に過ごしている人からは、僕では分からない部分が見えてくる。また一つ脳内の兄弟データベースに情報が蓄積されていく。ありがとうございます、ありがとうございます。

兄嫁の意見を参考にして味付けのりにしようかと思ったのだが、悩んだ末、最終的に「焼き肉用の肉」を贈ることにした。

兄は身長が180cmを超えているのに体重が60kgギリギリしかないガリガリ人間なので、焼き肉を食べて少しでも精をつけてほしいのだ。そのうち消滅して消えてなくなりそうなくらい細い。(か細く儚いから美しいというのもあるが)

それに「肉を贈る」というのがお歳暮っぽいし、企画に合っていてちょうど良い気もする。

あまり難しく考えず、相手が好きなもの、喜んでくれそうなものを贈ろう。そしてネット注文だと、自分でのしをつける必要もないから簡単だ。お歳暮ってもっと準備が大変だと思っていたけど、意外と気軽にできるものなんだな。

お歳暮には、誕生日プレゼントとは違った良さがある

肉を僕が手渡ししても良かったのだけれど、よりお歳暮らしさを出すために兄の家に配送してもらって、その場に僕も駆け付けることにした。

お歳暮が届くまで、1歳の甥っ子と遊んで過ごした。兄の家で、兄が選んだ奥さんがいて、兄と血を分けた子どもがいる……この極上の幸福空間は5000兆円でも買うことができないだろう。

玄関のベルが鳴り、兄嫁がすぐに玄関に向かってくれた。こういう企画にも協力的な人で本当にありがたい。兄が選んだ人という時点で当然最高なのだけど、それを上回って兄嫁は最高of最高。


「え? お歳暮? ……お、せい、ぼ……?」

箱の文字を見たときに兄はまず驚いていた。やはりお歳暮という文化には慣れ親しんでいないので面食らったようだ。初めて見た惑星の言語のように一音ずつ読み上げるくらい混乱していた。さらに僕からのお歳暮だと伝えると「え? どういうこと?」とますます意味が分からないようだった。

兄嫁も「そういえばお歳暮ってどんな文化かちゃんとした知識がないね」と言っていた。2人は30台半ばくらいなのだけれど、そのくらいの年代でもお歳暮のやりとりは初めてのようだった。


「お歳暮ってもらったこともあげたこともないから、実際にもらうとどうしたらいいのか分からなくなる。もし何もないときに兄弟から贈られてきたら『何かあったのかな?』って逆に心配になるよね(笑)」

お歳暮をもらうだけで特殊なシチュエーションなのに、さらに「弟からのお歳暮」という付加情報まで入り、状況がますます飲み込めないようであった。確かに僕が同じシチュエーションになったら、兄とそっくりな顔で兄と同じような表情をするだろう。

しかし、中身を開けると「おお、肉だ!!」と笑顔を見せた。肉を見ると混乱よりもうれしさが勝つみたいだ。

やはり肉は偉大だ。そして兄の笑顔は世界遺産だ。兄弟のこういう顔を見るために僕は日々社会で働いていると言っても過言ではない。

よくよく考えてみると、お歳暮を利用していなかったら「肉をプレゼントする」という発想自体出てこなかったかもしれない。「兄への誕生日プレゼント」だけで考えるのであれば、スニーカーなど形に残るものをあげていただろう。

しかしお歳暮として贈るとなったときには自然と「兄と兄嫁がもらって喜ぶもの」を考えていた。兄だけでなく家族のことを考えて贈り物を選んでいたのだ。この考えは誕生日プレゼント選びとは大きく違うポイントなのかもしれない。

そして肝心の肉の味はというと……

顔が思わず伸びるくらいめちゃくちゃうまかった……!!

冷凍の肉だからどうだろうと思ったけど、「家でちょっと高い肉を食べられる」という体験に贅沢感があって、より肉をおいしく感じられるのかもしれない。3人で「うまい! でもどこの部分か全く分からない!!」とひたすら笑いあった。

やっぱり誰かと一緒に食べる焼き肉は、1人で食べるよりも37倍くらいおいしい。別格だ。家族っていいな。ああ、いずれ僕も(兄と)結婚して家庭を持ちたい。

お歳暮をもらうと「返さなくちゃいけない」という気持ちになるかもしれないので、こうやって一緒に焼き肉を食べるくらいがちょうどいいのかもしれない。

だからお歳暮はむしろ、目上の人に贈るというよりも、家族や仲の良い友達に贈る方が向いているのかもしれない。「友達の結婚祝いの代わり」なんかに利用してもよさそう。

初めてお歳暮をもらった兄夫婦の感想は?


「お歳暮をくれた弟には『成長したなー』と思う。今までご飯をおごった分とかがようやく返ってきたか……! みたいな(笑)」


「プレゼント選びって、その人のことを考える良い時間だよね。誕生日以外にそういう時間があるのはいいなーって思う」

僕的には、お歳暮を利用して兄家族と焼き肉ができただけでも満足だ。いつもと違ったコミュニケーション方法として、大いにありかもしれない。

ちなみにこのあと3人で64のマリオカートをやって、家に帰るのがめんどくさくなったのでそのまま泊まった。幸せという名のふりかけをかけた炊きたてのご飯のような温かい時間だった。自分でも何言ってるか分からないけど、幸せって人には伝わらないそういうものだと思うんだなぁ。みつを

就活中で洋服が好きな弟へのお歳暮を考える

次は、9歳離れている弟にお歳暮を渡す。

余談だが、弟が中学生の時に体育祭のリレーで走っている姿を見たときに「ああ、走っている……あんなに小さかった弟が走っている……」と、ほろほろ涙を流したことがある。歳が離れすぎていてかわいいのだ。かわいいが服を着て歩いているようなもの。その弟が大学3年生で就活というのだから、時の流れは早いものだ。変わらないのは弟のかわいさだけだ。

弟の親友から聞いた、弟の「欲しいもの」情報

・洋服が好き
・将来はアパレル方面に進むことを考えている
・一人でいるときはゲームなどはほとんどやらない
・古着が好き
・時計はいいかもしれない(5,000円くらいのものでもうれしい)
・洋服にこだわりはあるがもらったら喜ぶと思う
・アパレル系の仕事は私服で行くからリュックとかいいかもしれない

弟の親友がものすごく協力的で、マメに連絡をしてくれてかなり助かった。週をまたいで他の友達にも欲しい物を聞いて情報を集めてくれたのだ。いい子すぎる……さすが弟の親友……!!

しかし「弟に何か贈るなら洋服などファッション系のものがいい」というのは分かったのだけれど「お歳暮で洋服を贈る」というのは聞いたことがない。お歳暮といえばハムやお酒などの食品系か、食用油や洗剤などのイメージがある。

弟に洋服をプレゼントしてもいいのだが、記事を書いたあとに「洋服をお歳暮にするって無理がないか?」といろんな人から指摘される可能性もあるかもしれない。そこで、再び楽天でお歳暮を担当している熊木さんに質問してみることにした。




お歳暮で贈る物として、食料品や飲料品、日用品を選ばれる方が現在でも多いです。
ただ、贈る相手の嗜好や家族構成を考慮しながら、相手が喜ぶ物を選ぶことが大切です
今回は弟さんが本当に欲しがっている物をリサーチして選ばれたとのことですので食べ物でなくても問題ありません。
お歳暮にかける予算は3,000円から5,000円が多いようですが、年代や贈る相手によっても違いますので、相場はそこまで気にしなくて大丈夫です。

どうやら特に決まりなどはないようだ。これで安心して弟に贈りものをして記事を書くことができる。

Tシャツにしようか、時計にしようか、いやでも靴磨きセットもいいかしれない……。

弟の親友に聞いた情報を頼りにいろいろと探したのだけど、最終的に「革のリュック」にした。

このリュックを使って就活をがんばってほしい。弟が面接に行って緊張が止まらなくなったとき、プレゼントしたリュックを見て「ああ、俺の背中には兄ちゃんがついてくれているんだな」と思って安心してほしい。私はリュックになりたい。

そのままダンボールで渡すとあまりにもお歳暮っぽくないので、模造紙で包んでのし紙をつけて渡すことにした。これだけで一気にお歳暮っぽくなるものだな。

お歳暮に全くなじみのない弟が、驚異的な勘を見せる

弟の家に直接お歳暮を持って行って、手渡しした。

弟にお歳暮を届けてみると「お歳暮……?」とやはり混乱したような反応だった。大学生の弟にとって、お歳暮という文化は僕たち兄以上になじみがないだろう。


「言葉は聞いたことがあるけど、どういうタイミングで何のために贈るとかは全く知らない」

やはりCMなどで見た何となくのイメージは持ってはいるらしいが、お歳暮に対しての知識はほぼないようだった。

お歳暮の知識がない弟であるが「何が入っていると思う?」という質問に対しては「スニーカーとか洋服とかかな?」と驚異的な勘を見せた。「お歳暮=ハムや食用油」というような固定観念がないから、逆に純粋に当てられたのかもしれない。

中身がバレたと思ってドキッとしたが、逆に僕と弟の心がつながっているという証拠になるかもしれないとうれしくもなった。


「誕生日以外でプレゼントもらえるのはラッキーだと思うし特殊だよね」

確かに何でもない日にプレゼントを急にもらうと、驚きはするがうれしいものだ。もし友達から急にお歳暮が贈られてきたら、少なくとも嫌な気持ちにはならないだろう。むしろ「ちゃんとしているな〜」と尊敬すらする。

「Tシャツか時計と迷った」という話をしたら「Tシャツは好みがあるから絶対に着ないし、時計は自分で買おうと思っていたからリュックでよかった」と弟に言われて安心した。親友にきっちりリサーチしておいてよかった……!!

「そんなに高くもないし、ブランドものでもない」という不安もあったのだけれど、弟は喜んでくれたようで安心した。というか次の日のバイトに行くときにもう使ってくれていたようだ。かわいすぎない?

初めてお歳暮をもらった弟の感想は?


「お歳暮をもらったことがないから分からないけど、単純にプレゼントがもらえるのはうれしい。リュックでも良かったし、肉でもよかった」

ちなみにこのあと「ファミコンのやったことないカセット初見プレイ大会」で深夜4時まで一緒にゲームをやった。弟よ、生まれてきてくれてありがとう。

お歳暮はもっと気軽にあげてもいいのかもしれない

初めてお歳暮を利用してみたのだけど、誕生日プレゼントとはまた違った良さがあることが分かってよかった。「何でもない日に贈りものをする」というのは、もらう側もサプライズ感があってうれしいようだった。

お歳暮セットみたいなのはネットで調べれば無数に出てくるし、1,000円くらいのものも多く、気軽に選べる。お歳暮というと身構えてしまう部分もあるが、もっと気軽に利用してもいいのかもしれない。

とにもかくにも、兄弟に感謝の気持ちを伝えられてよかった。そして冬の時期に兄弟に会う口実が一つ増えてよかった。

これからも春夏秋冬で兄弟と遊べるイベントを探していきたい。最終的には六道輪廻ですら兄弟に出会える方法を模索したい。

著者:megaya (id:megaya0403)

megaya

大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→Webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をもらい、いろいろなところで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。

ブログ: megayaのブログ / Twitter:@megaya0403

お歳暮を贈りたくなったら

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