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「びじゅチューン!」で、子どもたちの興味が世界規模になった話

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びじゅチューン

こんにちは、Instagramで2歳の双子の育児日記を投稿しているウラクです。

前回は、双子の育児がグッと楽になった「ぬいぐるみ用スピーカー」について書かせていただきました。

https://soredoko.jp/entry/2018/02/28/110000


今回は、親子そろってどハマりしている、NHK Eテレで放送中の番組「びじゅチューン!」について書きたいと思います。

美術作品や世界遺産に反応する2歳の双子

双子ちゃん

目を輝かせて美術作品の名前を連呼する2才児。

ちょっと変な光景かもしれません。

街中のポスターに書かれているモナリザ、テレビに映った葛飾北斎、インド料理屋の看板に描かれたタージ・マハル、などなど……。

目に入るたびにすかさず反応します。

双子ちゃんの様子

これ、「びじゅチューン!」の影響なんです。
 

「びじゅチューン!」って?

「びじゅチューン」とは、世界のさまざまな美術作品をテーマに、オリジナルの歌とアニメで紹介する番組です。

難しい説明は一切なし

耳なじみのいい音楽と、ユニークなアニメで美術作品をグッと身近にしてくれます。

音楽とアニメを手掛けているのは、アーティストの井上涼さん。

びじゅチューンにハマる様子
びじゅTユーンにハマる様子


双子が1歳半のころ、親子そろってこれにどハマり。ゆる~い世界観と中毒性のあるメロディーに、親子ともども見事にやられてしまいました。

一度見たらクセになります。

見ちゃう様子

変わったものが目に入ったら二度見してしまう感覚で、見ちゃう、とにかく見ちゃう

びじゅチューンにハマる

双子も気付いたらついつい歌ってしまっている、という様子でした。

びじゅチューンの魅力……大人も“グッとくる”歌詞

私が子どもと一緒にハマってしまった理由の一つは「歌詞」。

アニメだけれど、言葉選びが全然子ども目線じゃない。

正直、子どもたちにはなかなか理解できないような難しい言葉がガンガン出てきます。

私は「保健室に太陽の塔」の歌詞がなんだか深くて好きです。

落ち込んだ女の子が保健室にいる太陽の塔に相談する……というストーリーなのですが、太陽の塔に励まされる歌詞の描写が、比喩的でそれがまたいいんですよね……(詳しい歌詞とアニメーションは、ぜひ実際に見てほしい!)。

びじゅチューンにハマる

なんとなく流し聞いていたら、いきなりグッとハートを掴まれてしまいました。

私自身、子育てなどいろんなことに迷った時期に聴いて、実際にとても励まされました。

これは本当に子ども向け番組なのか。


キャッチーなメロディーにのせられた印象的な歌詞、これは大人も楽しめるのも魅力の一つです。

びじゅチューンにハマる様子

ついにDVD BOOKを購入

テレビ放送を楽しんでいたある日、近くで「びじゅチューン!」のミニコンサートがあるというので家族でお出かけしました。

家族でコンサートに行った図2


子どもたちが楽しそうに踊っている姿を見て、ついにDVD BOOKを購入。

特典映像や、作品を作るにあたってのエピソード、解説、描きおろしイラストなどなど、魅力がギュッと詰まっていて楽しい。

しばらくは、寝かしつけのときの絵本代わりに読んでほしいとせがまれていました。

双子ちゃん

表紙がくしゃくしゃなのは、愛されている証

将来の夢、子どもたちと美術館や世界遺産めぐり

格式高い、とっつきにくいと思っていた美術作品。

今までなんとなく、「美術作品を鑑賞するには、作者のことや時代背景をキチンと知らないといけない」と思っていました。

でも、そんなことはないはず。

井上涼さんがDVD BOOKの中で、「(作者が込めた思いには敬意を払わなければいけないけれど)美術への入り口は、ずっと自由でおおらかなのだと考えるようになった」といったことをつづっており、思わずウンウン、とうなずきました。

子どもたちには、何でもいいからいろんなものに興味を持ってほしいな、と思っています。

「びじゅチューン!」は、「もっと自由に美術を楽しんでもいいんじゃないか」「親しみを持つことが大切なのでは」と思わせてくれました。

将来、子どもたちと「これ、びじゅチューン!でみたよね」なんて言いながら、実際の作品を見て回りたいです。

双子ちゃん

著者:ウラク

ウラク

双子の姉弟、ムスメとムスコの育児記録をInstagramでつづっています。初の書籍『ウラクさんちのふたごちゃん』(セブン&アイ出版)発売中。
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https://soredoko.jp/entry/2018/10/17/110000

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