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革靴やスニーカーの正しい手入れ方法 雨やカビの対策で靴を長持ちさせる

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Photo by Nacho

暖かくなるにつれて外に出かける機会も多くなるのではないでしょうか。今回はおでかけに欠かせない「靴」の手入れについて紹介します。仕事で履く革靴、ランニングやウォーキングで履くスポーツシューズ……。靴の種類によってケアの仕方はさまざまです。正しい手入れ方法を知って、きれいな足元をキープしましょう。

ビジネスシーンで欠かせない革靴の手入れ

ビジネスシューズの定番である革靴。履く頻度が高いだけに、こまめな手入れが欠かせません。

基本は汚れを落としてクリームでしっかり栄養補給

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リーガルコーポレーションのサイトでは、革靴の基本的な手入れ方法を紹介しています。ポイントは「汚れを拭き取った後に、クリームでしっかりと栄養補給する」こと。潤いを与えて、革のひび割れを防ぎます。また、仕上げにナイロン製のストッキングで磨くと光沢が増すようです。

  1. ブラッシングして表面の汚れを落とす
  2. ウエス(布)を使ってクリーナーを全体に薄く伸ばすように塗り、よく拭き取って汚れを落とす
  3. クリームを全体に薄く塗って革に潤いを与える
  4. 靴の表面をブラッシングして余分なクリームを落とし、ウエスで軽く磨く
  5. 少量のシューポリッシュをウエスにとり、小さな円を描くように伸ばして光沢を出す
  6. 仕上げにナイロン製のストッキング等で磨く
  7. 雨の日に備えて最後に撥水スプレーをかける

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突然の雨で濡れてしまったときは

撥水スプレーなどで予防していても、雨に濡れた革靴は少なからずダメージを受けています。傷みを最小限に抑えるため、帰宅後はしっかりとケアしましょう。直射日光は革が傷む原因になるので、必ず「風通しのよい場所で日陰干し」をしてからクリームなどでメンテナンスをします。

  1. 靴の形が崩れないように、シューキーパーを入れて風通しのよい日陰で乾燥させる
  2. 乾ききったら、カビなどの原因になる汚れをクリーナーで拭き取る
  3. クリームを塗って革に栄養を補給する
  4. 最後に防水スプレーをかける

雨に濡れた靴のお手入れ | 靴クリームのコロンブス | 靴磨きや革製品などのケアグッズトップメーカー

長持ちさせるため、靴に「休息」を

靴が傷む原因の一つに、靴に休息を与えているかどうかが関係しているようです。おすすめの履き方は「1日履いた靴は中2日休ませる」こと。足も汗をかくので、その湿気を飛ばすために中2日を目安に休ませるのがいいとのことです。

スポーツシューズやスニーカーの手入れ

趣味でランニングやウォーキングを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。汚れやすい、スポーツシューズやスニーカーなどの手入れ方法を紹介します。

水かぬるま湯で汚れをふやかし、洗剤で手もみ洗い

スポーツシューズで汚れが気になるときは、シューズを水かぬるま湯につけ、汚れをふやかしてから洗剤で洗います。このときに手でもむようにして洗うと、汚れが浮いてきます。ブラシを使うときは、繊維を傷つけないように毛先を軽くあてる程度に優しくブラッシングしましょう。

シューズ洗ってる? 走りを磨くランナーの習慣 - 日本経済新聞

キャンパス生地のスニーカーは「磨き粉」で洗う

カジュアルなファッションのおしゃれアイテムとしても人気の高いキャンパス生地のスニーカー。下記のサイトでは「コンバース」を例に水洗いの方法を紹介しています。靴をぬるま湯で濡らした後に、洗剤と重曹を混ぜた「磨き粉」で汚れを落とします。

  1. 全体にブラシをかけて汚れを落とし、ぬるま湯で濡らす。靴ひもは別途、洗剤で手もみ洗いをしておく
  2. 重曹と洗剤を少量の水で混ぜて作った「磨き粉」をブラシにつけて靴を磨く。細かい部分は綿棒を使う
  3. 磨き粉を拭き取り、ぬるま湯で洗い流す
  4. 靴の中に丸めた新聞紙を詰めて、風通しのよい日陰で干す

http://tokyo.cawaii.media/mina/4275/
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汚れが激しい子どもの靴の手入れ

外で遊ぶ子どもの靴は、砂や泥などの頑固な汚れが目立ちます。洗い方のコツを知って手入れしましょう。

シューズの内側は「つけおき洗い」がおすすめ

http://mykaji.kao.com/washing_guide/10236/mykaji.kao.com

花王のサイトでは、頑固な汚れが付きやすい布製シューズの「外側」と「内側」の洗い方を解説しています。外側は、まず泥や砂を叩いて落とし、軽く水で洗います。部分汚れはブラシなどでこすります。内側の汚れは、薄めた洗剤液で「つけおき洗い」するのがポイント。このとき、中敷きは外して洗います。頑固な汚れは、通常よりも濃いめに洗剤を溶かしたぬるま湯に、長時間つけてから洗うとよいとのことです。

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スパイクには「千枚通し」や「抗菌ウェットティッシュ」が重宝

www.futaba-sp.com

サッカーや野球で使うスパイクは、特に汚れが激しい靴です。フタバスポーツのサイトではスパイクの手入れについて「汗や湿気でムレた」「雨の日に使った」「簡単にお手入れしたい」という3つのケースに分けて解説しています。細かい箇所に詰まった汚れを取り出すときは「千枚通し」が便利とのこと。また、汗などでムレた靴の中は「抗菌ウェットティッシュ」で拭くとカビ防止につながるそうです。

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久しぶりに出した靴にカビが。どう対処する?

久々に入れ替えた靴にカビが生えていた……。なんて経験はありませんか? しかし、慌てる必要はありません。きちんと対処すれば、また履ける場合もあります。ポイントはカビが発生しやすい「酸素」「温度」「湿度」「栄養(汚れ)」という条件を取り除くことです。

まずは、揮発・消毒性を持つエタノールを主成分とする皮革用カビ取りスプレーでカビを拭き取ります。こうすることで、カビにつながる「湿気」と「栄養(汚れ)」も合わせて取り除けます。その後、紫外線の力で殺菌を行うために、少なくとも2、3日は「風通しのよい場所で“日干し”」をします。靴が乾いたら、専用の洗剤でカビを洗い落とし、再び「日干し」をして靴を完全に乾かしましょう。

革靴のカビ対策!靴底や内側に生えたカビの正しい落とし方と防止法 [男の靴・スニーカー] All About

お気に入りの靴をいつまでも長く履けるように、愛情を持ってケアしましょう!