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本気の海老も作れる! 大人がハマる「アイロンビーズ」とは

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推し活をしている人が「これ良い!」と思ったものを紹介しています


ここはお寿司屋さん? それとも、お魚屋さん?
ツヤツヤしていて立派な伊勢海老です。



目もイキイキしています。
足が今にもワラワラと動き出しそうな新鮮さ!



甲羅はしっかりしていてとても丈夫そう。
こんな鎧、ありそうですよね。



ひっくり返すと……
ほら! 身がギッシリ!


……実はコレ、アイロンビーズというビーズで作った伊勢海老なのです!
食べられなくてすみません。。


大人の女性の腕に乗せると、すっぽり腕が隠れてしまう巨大さです。
防御力がめちゃくちゃ上がりそう!



ディスプレイで使っている葉っぱとお花もアイロンビーズでできています。
アイロンビーズを使うと、好きなサイズや色で作れるのでこういった演出も自由自在です。

この海老を作ったのは、私、アイロンビーズ・クリエイターのヌン(岸川麻美)です。
アイロンビーズで作品制作を行い、アクセサリーを作って販売したり、ドット絵も描くクリエイターです。作ることと、作ることで得られる楽しい体験をみんなに広める活動をしています。

アイロンビーズとは

大人もハマるアイロンビーズ


アイロンビーズは、5歳から遊べるおもちゃです。
いくつか種類がありますが、この記事内の作品は「パーラービーズ」という種類のアイロンビーズで作りました。

アイロンビーズは子どもはもちろんのこと、大人もハマる事案が続出中! 子どもと一緒にやっていたら、自分がハマってしまったという話をよく聞きます。

アイロンビーズの基本的な遊び方

  1. まずはアイロンビーズ専用のプレートに、アイロンビーズを好みの形に並べます。
  2. 並べ終わったら、ビーズの上にアイロンシートという紙を置き、紙の上からアイロンをかけます。
  3. アイロンの熱でビーズが溶けてくっついたら、裏も同じように紙の上からアイロンをかけ、冷まして完成です。


アイロンビーズの魅力

自分好みの作品を自由自在に作れる

伊勢海老のようなやり過ぎ感あふれる本気作品を作ることもできますが、コースターサイズの小さな作品もおすすめです。作品をインテリアやアクセサリーに活用する方もたくさんいらっしゃいます。作成時間はコースターサイズの作品であれば、1時間かからずに作ることができちゃいます。

道具の準備が手軽!

「アイロンビーズのミックスボトル(アイロンシート入り)、専用プレート、アイロン」があれば始められる手軽なもの作りです。お手頃な価格も嬉しい!

オススメのモチーフと遊び方


昔なつかしいゲームのキャラクターや、ハロウィンにクリスマス。そして、誕生日パーティーのディスプレイは作りやすいモチーフです。作品にボールチェーンなどのパーツを付ければオリジナルのキーホルダーに!

最近はハンドメイドに必要なパーツが手に入りやすくなっているので、組み合わせて楽しむことができます。

よくある質問

さて、アイロンビーズを知っている方、知らない方にかかわらず、伊勢海老の作品を見て質問を受けることがあります。そこで、実際によく聞かれる質問を紹介しましょう。

Q.「伊勢海老はどうやって作ったの?」
A.「まずはパーツを作り、それをテグスで組み上げたり、接着剤で貼り付けて作りました」

  1. アイロンビーズ専用のプレートにアイロンビーズを並べ、アイロンをかけます。
  2. その後、好みの曲線になるように曲げて、甲羅などのパーツを成形します。
  3. 作ったパーツを適宜、テグスで結んだり、接着剤で貼り付けたりして組み上げて作りました。

ちなみに、アイロンビーズにはいくつか種類がありますが、この海老を作るのに使用したアイロンビーズは「パーラービーズ」です。


Q.「作るのに時間はどれくらいかかるの?」
A.「手を動かすのは1日くらいです」
設計さえできていれば1日くらいで作れるのですが、設計ができるまでが長かったです。海老らしさを出すために、甲羅の形や組み合わせ方をどうするかを半月くらい考えていました。また、作ったパーツが思うように組み合わせられないときはパーツの作り直しになるので作業量が増えます……。


Q.「作り方を教えてくれませんか?」
A.「秘密にしたいわけではないのですが、解説を書けていません」
作り方そのものにボリュームがあるので解説するのが大変なのと、アツアツのアイロンビーズを曲げるという危険な作業を伴うために解説記事を書けていません。他にも作りたい作品がたくさんあるので、新規制作を優先したい本音もあります。


Q.「そもそもなんで海老を作ったの?」
A.「海老がかっこいいから」
海老のディテールが好きです! 甲殻類はかっこいいです。カブトガニも作る候補に入っていたのですが、ツノっぽい部分(尾剣)の表現をするにあたり、アイロンビーズだと鋭さを出しにくいので萌えないかなーと思いやめました。設計を考えた時に、アイロンビーズと相性のよい形であることも海老を選んだ理由です。



子どもだけでなく大人もハマるアイロンビーズは自由な発想を活かせる素材です。ぜひ遊んでみてください!

著者:ヌン (id:nunchaku)

ヌン

アイロンビーズ・クリエイター。アイロンビーズを使ったいろいろな遊び方をブログで紹介しています。ブログを書いても書いても書ききれず、アイロンビーズの記事が200近くあります。もっと遊び方を知りたい方はぜひ見てください!

ブログ:ぬんびりぶろぐ
Twitter:https://twitter.com/nun_