それどこ

ニート大歓喜! 家から一歩も出ずに楽しめるアウトドア生活のご提案

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
推し活をしている人が「これ良い!」と思ったものを紹介しています


こんにちは。プロ無職のヨッピーです。
皆さん、最近出かけていますか?

僕は3月がやたらと忙しくて、神奈川、山梨、金沢、新潟、秩父、青森などを転々とさせられる旅芸人みたいな日々を過ごしていたため、その反動で一切家から出る気がしません



今回の記事を作るにあたっても、楽天から「なんかやってくれ」みたいな依頼が来たのはありがたいのですが、
「よし、断ろう。家から一歩も出たくないし、そもそもAmazon派だし
などと思いましてね。


そんな感じで渋る僕だったのですが、
楽天の担当者が「経費で好きなことして良いよ」って言ってくるので俄然やる気になりました。

皆さん、楽天は良い会社です。




早速パソコンで楽天を覗きに行く僕。




「ふーむ、なるほど。衣料品とかお取り寄せ食品が楽天のストロングポイントだな……。死ぬほどいろんなものを売ってるし、いろんな企画が出来そうな気は確かにするけど、家から出たくないしなぁ……」


「あ! そうだ!」



家から一歩も出ない企画を立てれば良いんや!」











■「家から一歩も出ないアウトドア」スタート!


そんなわけで、皆さん改めましてこんにちは! ヨッピーです!

本日は出不精で寝ても覚めてもインターネット、ネットネット飯ネットみたいな生活を送っている皆さんにもお勧めの、
家から一歩も出ないアウトドア遊び」にチャレンジしたいと思います!

ちなみにこの企画をするにあたって一番難しいのが……、



こちら!

大学生の癖に親から受け継いだ庭付きの豪邸に住んでいる、
終わってるボンボン息子」こと「終わボン」を用意することです!

言い方を変えれば、こういう庭付きの豪邸に住んでいる友人を1人捕まえれば、今回の企画はクリアしたも同然!



ちなみにこれが本日の舞台となる「終わボン」が住んでる豪邸の庭です!
しかも東京23区内!

なんだこれ! ふざけんなこの野郎! 燃えろ!


「ちょっと。僕の扱いひどくないですか!」

「うるせえ! 大学生のくせに良い家に住みやがって! どうせ毎日遊んで暮らしてんだろ!」

「そんなことないですよ。けっこう忙しかったんですから」

「なにしてたの?」

「昨日まで2週間、キューバに遊びに行ってました」

「そのまま日本に帰ってくんな!」




■ロケットストーブを作ろう


まずは楽天で注文しまくって届いた荷物の山を、がしがし開けていきます。



じゃーん!


「なんですかこれ?」

煙突

「煙突なんて買って、なにするんですか?」

ロケットストーブを作るんよ

「ロケットストーブ?」



ロケットストーブというのは燃焼効率がめちゃくちゃ高いストーブのことで、
1台あれば煮炊きに使えるしアウトドアや災害時にも活躍するので作り方を覚えておいて損はないやつであります。
興味がある人は「ロケットストーブ 自作」とかでググると作り方がいっぱい出てくるぞ!

なにはともあれ、まずは作ってみよう!




用意する材料はこれだけ!

  • エビ曲煙突106⌀と半直筒106⌀
  • 園芸に使われるパーライト
  • ペール缶

以上の3点はすべて楽天で購入可能!

さっそく作ってみよう!




まずは煙突の直径に合わせて、おおざっぱにマジックペンでアタリをつけます。




こんな感じ!




アタリにしたがって、今度はドリルと金切りバサミを駆使して穴を開けます。




開けた穴に、曲がってるほうの煙突を押し込みます!




前から見るとこう。




こんな感じに差し込めればオッケー!




続いて、ペール缶をパーライトで満たしていきます。
これが断熱材になるのダ!




そして煙突の上部分を差し込んだら完成~!
めちゃくちゃ簡単だし、1時間あれば作れる!


「終わってるボンボンでも簡単に作れるのがロケットストーブの良いところ」

「僕をダメなものの例として挙げないでください」





燃料となる薪はここから投入する。
そうすると暖かい空気が上から逃げていき、
下から新しい空気がどんどんストーブ内部に供給され、燃焼を促す仕組みになっているのだ。

さらには煙突の周囲を断熱材で包んであるのでストーブ内部の熱が外に逃げず、
死ぬほど高温になるため燃焼効率が良く、
ススや煙が出にくいのがロケットストーブの特徴であります。

まあ難しいことはよくわからないので薪をくべてみよう!




……とその前に、煙突がこのままだと高くてお鍋をセットしたり出来そうにないので少し切って低くします!




これでよし!




おー! 強烈に燃えてるー!
煙突から火が噴き出す勢いなのがすごい!


「おお……! よかった……! これが失敗したら今日の企画全部おじゃんになるところだった……」

「作ったことなかったんですか?」

「ないよ。ぶっつけ本番」

「チャレンジャーだな……」




■テントを建てよう


続いてはテントを建ててみることにする。




最近のテントはどんどん改良されてて、
少ない人数でも割と簡単に建てられるので、これは心配しなくても良いやつ。




古いタイプだと、大人4人がかりとかで建てたんですけどね。




ほら簡単に出来た! 最高~~!
ちなみにこれも楽天で購入~~~~~!




とはいえここは家の中!
Wi-Fiも飛んでるのでノマドだって出来る!




突如庭に現れた建造物に不審な目を向ける、
終わボン家の飼い猫。




この日は暖かいし、マジで最高のキャンプ日和……!
家キャンプ最高や……!






……とか言ってたら日が暮れるにつれて雨が降りそうになってきました。

やばい




■晩御飯にイノシシ鍋を食べよう


せっかくのアウトドアだし、ってことで晩御飯は野性味あふれる「イノシシ鍋」にします!
これも楽天で購入して家までお届け~~~!

ちょwwwwww
マジで一歩も家から出てないんですけどwwwwwwwwwwwwwwwww
アウトドアちょろすぎワロタwwwwwww


「言い回しが古い」

「うるさい」





ちなみにお鍋に入れる野菜類もすべて楽天!
こういう「とれたて野菜セット」みたいなのが産地ごとにけっこうあるんですけど、
お店によっては「お鍋に使えるやつ」なんて風にリクエストを受け付けてくれるところもあるので、チェックしてみると良いかもしれません!




ロケットストーブで沸かしたお湯に、セットに入っていた味噌をブチ込み、




切った野菜をガンガンぶち込んで、




トドメにイノシシ肉を投入~~!

簡単!




さらには解凍した馬刺しも切ります!




専用のタレをつけたらこんな感じ。せっかくなんだから贅沢に厚切りです!
完全に美味そう!

ちなみにこの馬刺し、送料込みで2,300円でした。
居酒屋で食べるより3倍くらいはコスパ良い気がする。








まずはイノシシ鍋から!






野菜の甘みがすごい

「イノシシ肉の感想じゃないんだ」

「いや、キャベツとかすごい甘みやでこれ。もうちょっと塩気足しても良いくらい」

「イノシシはあれですね。臭みが思ったより全然無いですね」

「うん。普通に美味いよこれ。ちょっと、コンボやるから見てて」

「コンボ?」




「まず馬刺しをこうやって……」




「こう!」




「そしてビールをこう!」



「クァァァァァァアアアアア! 完全にうまい」

「うまいのはわかりますけど、割とウザいですね」

「ちなみに今日、テント張ってイノシシと馬肉食べてるけど、一歩も家から出てないからね」

「世の中が便利になりすぎ」






「この利き酒セットも晩酌用に楽天で購入済なので泥酔する気合いはじゅうぶんです。全部予定通り届いてよかった」




調子に乗っていたらマジで雨が降りそうな空模様になってきたので、
引き続き晩酌の準備に取り掛かります!




■燻製を作ろう


こういう大き目のお鍋やコンロにアルミホイルを敷いて、その上にスモーク用のチップを載せます!




下から熱しながら煙が出てくるのを確認したら、
網を敷いて、茹で卵、ソーセージ、チーズなんかを乗せます。




それに段ボールで蓋をして、そのまま30分待てば完成!


「燻製ってこんなに適当で良いんですね」

「こだわってる人が見たら怒るようなやり方かもしれないけど、基本的にスモークチップさえあれば適当なやり方でもなんとかなるよ。段ボールでもいける。温度計とか専用のスモーカーとか使う方が良いのかもしれんけど。せっかくキャンプするのにポテトチップスとかのカワキモノがおつまみなのは味気ないから燻製でひと手間加えたいところ」

「なるほど。段ボールじゃなくて今度ちゃんとしたやつ買ってみよ」

「チッ……。これだからボンボンは……」




そんなわけで出来上がった燻製!

チーズは下の銀紙を剥がさないのが上手く作るコツなんだそうです。
確かに銀紙が無いと溶けて落ちてしまうかも。

ちなみに数がやたら少ないのは、
蓋をあける時に段ボールがひっかかって思いっきり落としたからです。

やっぱりちゃんとしたやつを使った方が良いかもしれない。




「ふぉぉぉぉ……! 燻製チーズ、美味すぎ……! 日本酒にも完璧に合うわ……」




「え……! なんですかこれ……! 燻製ってこんなに美味いんすね……」

「燻製が美味いのは良いけど、下から火で照らされてフランケンシュタインみたいな顔になってるよ」




利き酒セットの日本酒をグイグイ飲む僕。




うまーい!

これ、思いつきで開始したけど普通に楽しいですね。




だいぶ顔が赤くなってきた僕。

いやーー! 良いわーーーー!!




たき火を眺めながら飲む酒の美味さと言ったらもう……!




酒が止まらんぞーーー!

※山奥っぽい写真ですが東京都内です




■お酒を飲んでオウンドメディアの話をした

「で、今日の企画って楽天の企画なんでしたっけ?」

「そうそう。楽天が実験的にオウンドメディアやるんだって」

「へー。オウンドメディアって実際どうなんですかね?」

「まあいろんなところが参入してきてるし、流行ってるんだろうけど、こればっかりは『作ればオッケー』みたいなものじゃないからね。テレビ番組ですら視聴率取れる番組と取れない番組があるのに、ネットのコンテンツなんてそもそも作ったって誰も見てくれないのがほとんどなわけでさあ。メディア作って、そこから何をするか、かなー。
とはいえメディア運営って、手間も暇もかかるわりに、成功したって大して儲からないっていう地獄みたいな道だからな……」

「なるほど……」

「さらに言えば『PV戦争』とかよく言われてるけど、こんなもんまだまだ序の口なわけでさ。こないだ週刊アスキーが完全にWebに移行するって話が話題になってたけど、アスキー以外でも今後食えなくなった紙媒体がどんどんWebに移行してくるに決まってるんだから。
紙媒体の、その道でン十年やってきたプロの人達がwebに参入してきたら、今よりもっと競争が激化するに決まってる。そこで生き残るのってけっこう大変だよ」

「なるほど。あんまり旨みがないんですかね」

「そうそう。でもね、コンテンツ作るのって、手間も暇もかかるわりに大して儲からないっていう、ビジネスモデルとしては今のところ終わってる感じではあるんだけど、そこで培ったノウハウはいろんな場所で活かせるからね。
オウンドメディアの先駆者であるところのデイリーポータルZがやってた『いらないものガチャ』とか『ヘボコン』が大成功してるのとか、オモコロを運営してるバーグハンバーグバーグがヒット企画連発しまくってるのって、メディア運営で培った『ウケるノウハウ』みたいなもののたまものだよね。
こればっかりは自分達でやらなきゃ身に付かないものだし、身に付くとめちゃくちゃ武器になるから、やらないよりはやった方が絶対良いと思う。それになによりメディア運営って楽しいから、楽天さんにも頑張ってほしいところ」





そんなわけで好き放題言ったあとは最終的に泥酔して寝袋にくるまって寝る僕。
地面は固いけどフラットなので全然寝れる……。
お家キャンプ、全然アリやねこれ……












■そして次の日






二日酔いで死ぬかと思いました。


皆さんもお家キャンプの際は、
テンションの上げすぎとお酒の飲み過ぎに注意してください。




あとロケットストーブが、死ぬほど便利です!

著者:ヨッピー (id:yoppymodel)

ヨッピー

大阪出身。「オモコロ」「トゥギャッチ」「ぐるなび みんなのごはん」「Yahoo!スマホガイド」など、さまざまなWebメディアで活躍中の無職。「Webでウケること」の第一人者として、たまに偉そうなことを言ったりもする。なぜかテレビ朝日と組んでCDを出したりもした。

公式サイト:ヨッピーのブログ(仮) / Twitter:[twitter:@yoppymodel]
ブログ:ヨッピーがブチ切れまくるブログ