それどこ

なぜ今まで買わなかったのか……「家庭用精米機」で白飯ライフが変わった話

ただの白飯がごちそうになる。「家庭用精米機」の導入によりライフスタイルまで変わってしまった、楽しい白飯ライフのお話です。

あへ?
今日結婚10周年ヒャない?

たこ焼きをハフハフ食べながら、夫婦ともにド忘れして迎えた結婚10周年。

もっとこう、ホテルのレストランでーとか夜景がーとか、そんなシチュエーションをぼんやりと想像していた幼き日のわたしよさらば。

幸せとはこういう形だったか。粉もんをほおばりながら迎える10周年も悪くない。


後日あらためて「これ、欲しがってたやつ」と夫がプレゼントをくれました。中身は、スイート10ダイヤモンドならぬ「スイート10家庭用精米機」

ヤッホーーイ!
これこれぃ!
前から欲しかったんよねー!

スイート10精米機だー!\(^o^)/ #結婚記念日


……感じる。
読者の皆さんから“憐れみの視線”をビシビシ感じる。
でもね、結論から申しましょう。


「ダイヤモンドより毎日の美味しい米」だったわ。


精米機の気になる点Q&A

家庭用コンパクトタイプの精米機を導入するにあたって、気になるであろう点をいくつかピックアップしてみました。

Q.1)価格帯は?

安いものなら6~7千円、高いもので2~3万円といった印象。

わが家は機能も構造も「シンプル重視」「できればコンパクトなものがいい」という考えだったので、おのずとお手ごろ価格のものが候補に。

そして購入したのがこちら。非の打ちどころもなく質実剛健。

product.rakuten.co.jp

Q.2)精米時の音は? うるさくないの?

やや弱めの掃除機くらいの音がします。うるさいといえばうるさいかも。とはいえ精米にかかる時間はほんの数分程度。わたしの中では許容範囲内です。

Q.3)精米にかかる時間は?

胚芽米にするか、何合精米するかなどで時間に差はあるものの、3~5分です。

精米したい分の玄米を専用計量カップで計って、精米機に投入。あとはスイッチを押すだけ。実にシンプルでよろしい。


Q.4)大きさや重さは?

炊飯器よりも小さいです。そうそう持ち運ぶものではないと思いますが、小脇に抱えられるくらいの大きさで、重さは3kg程度。

Q.5)お手入れは?

精米の度に汚れてしまう「精米かご」「かくはん棒」「ぬかボックス」。これらのパーツはすべて取り外して水洗いが可能。さっとスポンジで洗うだけできれいになるので簡単です。煩わしさはほぼなし。

Q.6)精米機を選ぶときのポイントは?

この手のタイプ(かくはん式)の精米機には、ザラザラの突起がついた「精米かご」と「かくはん棒」が付属されています。これが消耗品なのだとか。

そのことを踏まえて、わが家は消耗部品を単品で追加注文できるメーカーにしました。

Q.7)精米機を使ってみて分かったことは?

精米直後のお米は多少熱を持っています。すぐに洗米するとお米が割れてしまうそうで、精米後はしばらく冷ますようにと説明書きにあります。

確かに最大量の4合を精米すると「あたたかいな」と実感できるくらいの熱があります。でも2、3合なら「そう? 熱なんてある?」という程度なので、わたしは精米直後でも米とぎを開始しています。


余談だけども、この米とぎボウルがなかなかにいい仕事をしよる。

【楽天市場】 米とぎ ボウルの検索結果


ただの白飯がごちそうになる

こうして、わが家の「ドキドキふっくら!つやめき☆白ごはんライフ」が始まったのです。


ご飯の支度はまず精米から。毎食、食べる分だけを精米しています。

大変そうに思われるかもしれませんが、精米にかかる時間は、ほんの数分。浸水前のちょこっと手間で済んでいます。


精米したてのお米をコトコト炊いて、あとは焼き魚に味噌汁がありゃもうフルコース。言ってしまえば手抜きの地味な献立なのに、こんなにも待ち遠しい夕飯に。



うん、うまい!


やはり今日もうまい、分かっていたけれど。まるで納得したかのように、ウンウンと頷きながら白飯を噛みしめるわたしたち。

なつかしのテレビアニメ「まんが日本昔話」でやたらうまそうに、むっしゃむっしゃ白飯やおにぎりを食べる描写、覚えてます? いわばアレ状態。

地味めし、なんて呼び名は撤回。これは滋味めしだ。


さらに精米して出たぬかで「ぬか漬け」を作って添えると、自分たちでうまく食材を工夫してまかなっている感が…なんかすごく…いい……。


もはや白飯がメインだわ……。

白飯の味わいを引き立てるために、その日のおかずを考えるという新感覚。


何がこの白飯に合うのか、何のおかずが立派な“引き立て役”になってくれるのか。追求した結果、見えてきたのは「質素こそ美味」ということ。肉より魚、魚より納豆、納豆より漬けもの。

さらにおかんに嬉しいのが「質素こそ美味」を家族に提唱すると、あらあら不思議。

ご飯が手抜きできるというマジック!! 家計も大助かり。わー母さん、ぜんぜんいしきしてなかったー。(棒読み)


「一汁一菜」という考え方が静かなブームの今、献立の品数を絞り込むからこそ「精米したて」「炊きたて」など、お米の鮮度にもこだわりたい。

お米は生鮮食品と同じで、精米したそばからどんどん酸化してしまうそうです。酸化が進むと、もちもちとした粘り気が失われ風味もガクンと落ちてしまうのだとか。

精米したお米を鍋炊きに

話がヨコにそれますが、わが家では数年前から電気炊飯器をやめて「ガス火の鍋炊き」にチェンジ。米の浸水後、たった30分たらずでふっくらもちもちとした炊きたてご飯ができあがるので気に入っています。


一番待ち遠しいのは新米の季節! 精米したての新米の美味しさは言わずもがな。

精米機があれば虫食いの心配もなく玄米で保存できるので、新米独特のあの甘みとみずみずしさ、粘りが長期間楽しめるわけですよ!


美味しいご飯はライフスタイルを変える

精米機生活を始めて感じたことがもうひとつあります。それは「美味しい白飯はそれだけで心を満たす」ということ。


先日、県境を越えて某大型アウトレットモールへドライブがてら行ってみよう! ということになりました。車中の弁当を作ろうと台所に立つも、冷蔵庫はすっからかん状態。

「まぁ、弁当見るの家族だけだし」と塩おにぎりと卵焼きのみという、潔い弁当をこしらえました。高速道路を走りながら狭い車内でもそもそ食べる、素朴なおにぎりのうまいことうまいこと。


今までなら、お手軽なフードコートを利用するところだったけれど、それでは得られなかった、この幸福感。白飯が美味しいからこそ“気負わない弁当”の登場率がぐんとUPしました。

子どもの幼稚園のお弁当も、毎回精米しています。かわいいデコ弁はできないし、毎度代り映えのしないザ・地味弁だけど、精米のひと手間だけはわたしのポリシー。

白飯のしみじみとした美味しさが、その日のがんばりを支えてくれるといいな、などとおかんなりに考えています。


おまけ:米ぬか活用

精米機生活でもれなくもらえるプレゼント、それは「米ぬか」。

米ぬかの活用といえばぬか床がおなじみですが、ほかに活用できる方法はないかしらと調べてみたところ、なんと食材として使えることが判明!

米ぬかには、精米時に取れてしまう玄米の栄養素がたくさん残ってるんだとか。そんな食材としての米ぬか利用法を最後にご紹介したいと思います。

「いりぬか」を作ろう

精米後のぬかを「いりぬか」にします。


フライパンに米ぬかを入れ、弱火で7分ほどからいり。うっすらきつね色になってきたら、ここでちょいとお味見。香ばしくほんのり甘さを感じればOKです。

※米ぬかは生鮮食品と同じ。できるだけ精米直後の新鮮なものを使用してください。わたしは一定量のぬかが集まるまで密閉容器に入れて、冷蔵庫または冷凍庫で保存しています

小麦粉の代わりに使ったり、パンにひと振りしたり

小麦粉を使う料理で、小麦粉の1~2割を置き換えて使用しています。プチプチ香ばしくほんのり甘みもある食感で、全粒粉に似た印象です。

お手軽なところでは、朝ごはん時のマヨネーズトーストやチーズトースト。パンを焼く前にいりぬかをひと振りすれば、香ばしさ、食感、栄養価をお手軽にプラスすることができます。

あとは、フライ料理の衣用の小麦粉に足したり、胡麻和えのときに足したり、きなこ餅に足したり……etc。わりとカジュアルに使ってます。

※注意:米ぬかの一日あたりの摂取量は大さじ2杯が目安だそうです

ついに完成した「きちんと美味しい 米ぬかクッキー」レシピ

健康にいいから、という理由だけではなくちゃんと美味しく食べたい……!

(体型が)ステラおばさんに近づいてゆく自分を感じながら、連日クッキーを試作しつづけてようやくレシピが完成しました! 精米機を手に入れたあかつきにはぜひ作ってみてください。

精米機なしなんて考えられない

なぜ今まで買わなかったのか……。

精米機の魅力をひとたび知ってしまうと、「この先の人生、精米機なしなんて考えられない!」そんな生活必需品になりました。

むすめが結婚するときには嫁入り道具として持たせなくちゃな、そう決心する結婚10年目のわたしなのでした。

著者:id:mojamojayoriko

id:mojamojayoriko

フリーランスwebデザイナーのわたし。夫とむすめ、そして生まれたての“おとうと”の4人家族。育児にまつわる、おもしろかったこと。もやもやしたこと。夫とともに自営業で生計を立てつつ“丁寧なくらし”がしたくて、もがいたりする話を記録しています。

ブログ:おなじといっしょ

社会的責任[CSR]