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【シンプルな暮らし】少ないモノで作る、心地よい部屋作りのコツ

インテリアにこだわりたいけど、何から手をつけていいのかがわからないと、悩んでしまいますよね。シンプルで心地よい部屋作りを実践しているayakoteramotoさんが、部屋作りのコツを紹介します。

ROOM

はじめまして、こんにちは。ayakoteramotoです。普段は「心を楽に、シンプルライフ」というブログを書いています。今暮らしている部屋に住むまでの間、リノベを2回行うなど、インテリアのことをあれこれ考えて実践するのが大好きです。

好きなインテリアのテイストは、白がベースの北欧モダン。そして、シンプルに、多くを持たない暮らし。少ないモノで心地よい毎日を……。そんな暮らしを心がけています。

モノが少ないと、実用品が目立つ

「モノを減らしたら、片付けや掃除が楽になるかも」

もともと、こんな想いから、断捨離を始めました。すると、リビングからモノが一気に無くなり、残ったのはほぼ実用品だけになりました。たくさんあったモノが、ひとつだけになったら、もちろんそこに視線がいくようになります。それがこだわって手に入れたモノならいいのですが、当時は「何となく選んだモノ」もあり、毎回見る度に気になりました。

このとき私は、「ひとつひとつのモノをもっと素敵にしていこう」「少ないモノでも心地よい部屋を目指そう」と思うようになりました。

そこで今回は、私が実践して感じた、少ないモノ選びでも「心地よい、素敵な部屋をつくるコツ」を紹介します。

1. 本をたくさん見て、自分好みのインテリアを知る

BOOK

(写真左より)『マーガレット・ハウエルの「家」』(マーガレット・ハウエル著)、『小さな家』(ル・コルビュジェ著)、『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』(伊礼智著)

まずは、「どんな部屋が自分にとって心地よいのか」というのを知ることは大事だと思います。そのためにも、センスのいい部屋をたくさんチェックして、参考にするようにしました。

私は『マーガレット・ハウエルの「家」』(マーガレット・ハウエル著)、『小さな家』(ル・コルビュジェ著)、『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』(伊礼智著)の3冊が大好きで、今でもパラパラとよく眺めています。

特に『マーガレット・ハウエルの「家」』という本で紹介されているセカンドハウスは、モノも少なめで、小物使いが北欧っぽく、機能的でモダンなデザインに惹かれます。

書籍内では、彼女がモノ選びのときに気をつけていることとして、「色使い」を挙げているのが印象的。「白い壁の部屋に色をうまく使っていきたい」と語っているように、イエロー系の椅子やポスターを効果的に取り入れていて、それがとても素敵です。見るだけで楽しく、勉強になります。

インテリアのセンスを最初から持っている方もいるかもしれませんが、本などを見て、センスを磨いていくことの方が大事だと感じています。

素敵な建築やインテリアは、すべて統一感があり細部までじっくりと選び抜かれていて参考になりますし、いろいろ見た中で「自分はこんなインテリアが好きかも!」と気付くこともできます。

2. 部屋全体のことを考えて、モノを組み合わせる

部屋全体のレイアウト

インテリアは、いくつかのアイテムを組み合わせたときにどう見えるか? を考えることがとても大切になってきます。

心地よい部屋は、モノが多くても少なくても統一感があります。

単品で見て「コレがかわいい!」とモノを選んでしまうと、部屋に置いたときちぐはぐな印象になるかもしれません。単品のかわいさよりも、全体の統一感を重視したほうがいいです。

我が家の場合、部屋のメインカラーは「白」にしており、家具などの「木の色味」がアクセントカラーになっています。

好みの問題になりますが、私は部屋全体の雰囲気をやわらかくするために、木目のアイテムは「明るいバーチ」や「オーク色」で統一するようにし、できるだけ焦げ茶色やチェリー(赤みが強い)色の木目の家具や小物は選ばないようにしています。

木目は床だけでなく、さまざまな所にも登場しますが、その色味をなるべく近いモノで選んでいくと、部屋の統一感がぐっと増します。

組み合わせることをイメージする癖をつければ「統一感のあるモノ選び」ができるようになります。

3. まずは小物からこだわってみる

掛時計

心地よい部屋づくりのために、家具やファブリックを全て変える、というのはなかなか大変です。そんなときは、まずサッと変えられるアイテムから試してみると失敗が少ないです。

たとえば、実用品としても部屋の雰囲気づくりにも欠かせない掛時計。シンプルな部屋を目指そうとすると、壁にぽつんと置かれる掛時計は、とても目立ちます。モノが少ない部屋にもなじむ掛時計は、とにかく主張のないデザインを選ぶのがポイント。凹凸も最小限で、文字盤も控えめなものがオススメです。

私は今の部屋に合う掛時計をあれこれ探し、曲げ木のフレームが美しい「リキ クロック」を選びました。この掛時計があることで、部屋全体に北欧モダンな空気も感じられるようになったと思います。

クッションカバーも、手軽に部屋の雰囲気を変えることができるアイテムです。私自身、季節ごとに変えて、いろいろな組み合わせを試しています。

現在ソファに置いてあるクッションカバー

現在使用中のクッションカバー

クッションカバーを変えるとき失敗しにくい選び方としては、ポイントにしたい色を決めておくこと。無地や小さめの柄は、シンプルなインテリアにもなじみやすいです。

ソファの色とのバランスを考え、ブルー系のクッションカバーをチョイス

また、モノが少ないとはいえ、収納アイテムは必要です。家族との共同生活では、収納アイテムをきちんと取り入れると皆が片付けやすい家になります。そして、そんな収納アイテムは、なるべく同じラインや色で揃えたほうがスッキリするので好きです。わが家では、無印良品のポリプロピレンファイルボックスを愛用しています。

無印良品のポリプロピレンファイルボックス

スッキリとしたホワイトグレーの色味と使いやすい大きさで、いろいろなモノ(子供のリュック、本、おもちゃ、夫のイヤホンなど)を収納しています。リビングにある造り付けの棚などと組み合わせて使用し、数えてみたら30個以上ありました。

4.大きめの家具は、妥協せず選ぶ

お気に入りのダイニングチェア

私は思い切って、ハンス・J・ウェグナーデザインの「ワイチェア」を購入しました。

以前、少し狭い賃貸に半年ほど住んでいたことがありましたが、このワイチェアがあるだけで、心が豊かに過ごせました。軽いし、座り心地もいい。そして、触り心地がすべすべで最高です。今の部屋に住んでからも、大事に使っています。

ワイチェアは、他の家具との相性もバッチリ

大きめの家具は少し値段が高くなっても、長く使えそうな物を選んだ方が、後悔することは少ない気がします。なにより、より大切に使おうという気持ちにもなります。

5. トライ&エラー。試してみなければ分からない

こんな風にいろいろ書きましたが、やはり、実際に買って使ってみて分かることが、たくさんあります。

大きめの家具で値の張るモノを購入することもありますが、最近は格安家具でもデザインが素敵なモノも多く、お手頃なモノを購入することの方が多いです。

ただ、格安家具は造りが少し脆かったりすることもあります。家具自体がゆがんでしまって、引き出しの一部が開かなくなってしまった……なんてことも。「家具がしっかり作られているか」は、意外と使ってみて気付くことも少なくありません。心地よい部屋のためには、見た目だけでなく、機能性も大事です。購入前に店舗で試してみたり、口コミなどで情報を集めることも大切です。みんなの評価が高いモノは、やはりいいモノが多いと感じています。

私自身、以前はお店で「あ、かわいい!」と思ったら、何も考えずに購入してしまっていたので、部屋に置いたとき「こんなはずじゃ……」と違和感を覚えてしまうこともありました。ただ、そういったことを繰り返していくうちに「これを買うと失敗するかも」とイメージができるように。いつしか店舗でもネットでも、購入前に「これを部屋に置いたらどうなるか?」と考えるクセがつくようになり、買って後悔することもなくなってきました。

最近は、モノを買うとしても実用品が多め。雑貨もほとんど購入しませんが、インテリアを楽しむために私はポストカードを年に数枚購入しています。ポストカードのバランスも、実際に飾ってみないと分からないので、あれこれ試しています。

ポストカードを飾って、小さな変化を楽しむことも

ポストカードは気分によって飾ったり飾らなかったり。小さな変化を楽しんでいます。装丁が素敵な書籍も、たまに飾ります

失敗は成功のもと。できる範囲でいろいろ試して「心地よい部屋」を目指したいですね。

* * *

モノが少ないと、ひとつひとつのモノを選ぶ行為が真剣になります。ポストカード1枚でもお気に入りを手に入れたい。日々の積み重ねで「心地よい部屋」を作れるのだと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!

著者:ayakoteramoto

ayakoteramoto

ちいさな頃から、シンプルな雑貨、インテリア、デザインが好き。年々、シンプルなデザインとシンプルな暮らしに魅力を感じるように。「少ないモノで北欧モダン」なインテリアを目指している。

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