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それどこ

肩甲骨、お尻、ふくらはぎの疲れに。指圧師が本当に使っているマッサージグッズ4選

指圧師の斎藤充博さんが「自宅で使えるオススメのマッサージグッズ」(中山式快癒器、かたお、グリッドフォームローラー、ドクターエア3Dマッサージロール)を紹介します。

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ベッドの上から失礼します。「下北沢ふしぎ指圧」という治療院を運営している斎藤充博です。撮影場所がなく、今回はぼくのベッド周りの写真しか出てきませんが(他の場所が強烈に散らかっている)、ご了承ください。


さて、雑貨屋さんなどに行くと、いろいろなマッサージグッズが売られていますよね。今回は、指圧師のぼくも使っていて、個人的にオススメしたいマッサージグッズを紹介してみます。

1.中山式快癒器

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最初に紹介したいのは「中山式快癒器」。古くからあるマッサージ器具で、おじいちゃんおばあちゃんの家で目にしたことのある人も多いんじゃないでしょうか。

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公式サイトによる*1と、こんな風に器具の上に仰向けに寝て肩や背骨の周囲に当てて使うそうです。ぼく的に断然オススメしたい箇所は、肩甲骨の内側あたり。すごく気持ちいいです。
 

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さて、この器具を使うときには仰向けに寝なくてはいけません。寝ることにより、姿勢を保持するための筋肉が休み、自然と緊張がやわらぎます。緊張がやわらいだところに快癒器による圧が入るので、とても気持ちがいいのです。


ぼくにとって中山式快癒器の圧は、指圧師としても理想的なんですよね。自分の体重で圧してゆくので、圧は重たく、ゆっくりしたものです。これを人間が出すのは、ほぼ不可能。

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自分の重さで圧しているって、見方を変えれば地球全部で圧していることになりませんか? なりますよね? そこまで規模の広い見方をする必要があるかどうかは疑問ですが、ロマンを感じる心がここにあるということは確かですね……。

注意したいのは、気持ちよすぎて眠ってしまうことです。念のため、スマホなどでアラームをセットしておくといいです。
 

そうそう、記事執筆のためにメーカーのサイトを見たら、ぼくが今使っているものとはちょっと違う新モデルが出ていました。これから買う人は新しいモデルの方もよろしくな!(勝手にあいさつ)

2.かたお

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もう一つ、自分の重さで圧す器具として「かたお」もいいですね。ちなみに、ちょっとやわらかい「やわこ」という器具もあります。

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中山式快癒器よりもコンパクトで、ピンポイントにきくのがいいところ。場所は首と頭の境目あたりに使うのがオススメです。背中や足裏などに使用している例もある*2のですが、個人的にはここが一番フィットすると思います。


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すごく「気持ちいい~~~!」って感じの場所なので、刺激は適宜調節してください。


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かたおは小さくて軽くてどこにでも持っていけるのがいいところ。だいたい缶コーヒーと同じくらいの重さです。形もかわいくて、どこにでもついてきて主人公を助けてくれる、魔法少女アニメのマスコットキャラを連想してしまいます。えっ? しませんか? きっと毒舌だと思うんですよね、こいつ。

3.グリッドフォームローラー

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ジムなどにあるストレッチポールの親玉みたいなグッズです。販売元のサイトを見ると「筋膜リリース」を意識した商品なのだそう。

筋膜というのは、筋肉を覆っている膜なのですが(そのまんまですね)、単に身体に当てるだけというシンプルな使い方*3なので、特に筋膜を意識する必要はないと思います。

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これを当てる場所として断然オススメしたいのはお尻ですね。

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お尻の筋肉って大変なんですよ。立っているときは上半身と下半身をつなぐために緊張していますし、座っているときは上半身の重みと座面(椅子の腰をおろす部分)で圧迫されています。

そんなに大変なのに、一般の人に「お尻の筋肉をケアしよう」という発想はあまりないのが残念。ぼくの治療院では、施術を受けに来た人にお尻をガッツリ指圧すると、その気持ちよさにみなさんビックリします。ぜひぜひ自分でも、日頃からお尻をケアしておいてほしいものです。

最初に書きましたが、このグリッドフォームローラーは親玉感がハンパない。黒くて太くて、どう見ても悪っぽい。実際固くて、刺激が強い。

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したがって悪魔に身を売る気持ちで筋膜をリリースできるんじゃないかなと思います。そして自分に魔の力が宿る……わけはなく、完全に気分だけなのですが、気分は一番重要です。

4.ドクターエア3Dマッサージロール

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パッと見ると、通常のストレッチポールと変わらないように見えますが……


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こいつ、ガンガンに振動します。しかも振動の強弱を4段階に調節可能というのがすごい。最強にすると、普通に持っていられないくらい震えます。

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ぼくも施術でたまに手を震えさせる手技を使うことがあります。手を伸ばして肘に力を入れるようにすると震えるのですが、それなりに練習しないとうまく震えません。
 

これでも専門学校時代に「クラスの中で一番手が震えている」ってみんなに褒められていたのですが、こういうのはどうやっても機械にはかないません。ましてや4段階に調節するなんてのは、どんなに修行しても絶対に無理。

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これをふくらはぎに当ててみると、めっちゃ気持ちいいですね!!!
 

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肩や腰などにも使うことができます*4が、ぼく的には、写真の通りふくらはぎに使うのが断然オススメ。ふくらはぎって人間の身体の中でも自然とむくみやすいといわれているところなのですが、ある程度動かすようにすることでむくみの防止が期待できるようです。それを機械の力で強制的に行っているような感覚です。

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こいつは少年マンガに例えるならば主人公だと思うんですよね。

だってパッと見た感じ、どこにでもいるストレッチポールと変わらないじゃないですか。でも震えるという特殊能力持ち。ひょっとしたら自分の振動をネガティブに受け止めているかもしれません。違うんだ、君にしかできない素晴らしい能力なんだよ……!


この振動は段階を踏んでどんどん振動がパワーアップしてゆく。主人公のパワーアップとともにストーリも盛り上がっていくところが想像つきますね。早く来週のジャンプが読みたいな~! ってなります(注:ジャンプで連載はしていません)

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ちなみに、先ほど「親玉っぽいな」と表現したグリッドフォームローラーの内側にすっぽりはまって収納できます。省スペース。

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* * *

……というわけで、4つ紹介してみました。家の中がマッサージ器具だらけでにぎやかな状態なんですが、こいつらみんなぼくの商売敵なんですよね


家でこういうマッサージ器具を使ってもらうのも超いいと思うんですが、現実の指圧師のことも忘れないで……。以上、斎藤からのお願いでした!

著者:斎藤充博

斎藤充博

1982年生まれの指圧師(国家資格)。指圧だけやってればいいようなものを、インターネットで記事を書くことをどうしてもやめられない。

Twitter:@3216
ホームページ:下北沢ふしぎ指圧
書いた物まとめ:斎藤充博ライター活動まとめ

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