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それ どこで買ったの?

春、物欲の季節。カメラの買い方ースマホからのステップアップー

スマホで手軽に写真を撮るのもいいけれど、ステップアップして「カメラ」で写真を撮ってみませんか。写真を撮るコツも紹介。

趣味 カメラ 生活 特集記事

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春。
あなたはこの文字の響きに何を想うだろうか。
卒業、入学、入社などフレッシュなイメージ、笑顔、涙、そして桜だろうか。または新年度、新生活などであろうか。

全て間違いではないが正解は「物欲」である。

春は新しいカメラ、レンズが欲しくなる季節なのである。新しい生活が始まるから新しいカメラ、レンズが必要なのである。季節は向こうからやってくるものだ。人は時に逆らえない。カメラやレンズが欲しくなるのは仕方がない。

さあ、この春から私・アレモコレモと共に熱く、愛のある写真生活を送らないか。

カメラといえばスマホなのか

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今、「カメラ」といえばスマートフォンのカメラになっているのではないか。いつも持ち歩いているし、手軽だし、きれいに撮れる。特に不満はないのかも知れない。しかし、春は新しい生活が始まる季節なのだ。あなたの、お子さんの新しい生活。思い出に残しておこうと記念写真を撮ることだろう。そこであなたはスマホを取り出してシャッターボタンを押す。その写真を友人や家族に見せ、そして桜の花びらをアップに撮ってSNSなどにアップするのではないだろうか。それだけでいいのか?

ところでそれらの写真はスマホの中で余生を送るのだろうか。スマホを破損させたときに、子育ての全てをスマホで撮っていた人が全てを失うのを私は見たくない。ぜひ、プリントをしておいてほしい。最低でもバックアップを取ってほしい。

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話を戻して。あなたはスマホで満足か? もっときれいな写真を撮ろうと思わないか? 背景をぼかしてみたいと思わないか? 毛穴を晒すぐらいの超解像度で自撮りをしてみたいと思わないか? 「いいね!」ボタンをもっといっぱい押してもらいたくないか?

私はスマートフォンのカメラを否定しない。便利で素晴らしいカメラだとさえ思う。アプリを使えば多種多様な雰囲気のある写真も作れるだろう。

しかしだ。何かが足りない。何が足りないのだろう。

もう少しきれいに、本格的に撮ってみたい。

その想いを叶えるために、この春という季節にスマホからステップアップをしようではないか。暖かくなり財布の紐も緩みがちの今がチャンスである。奥さん、彼女に反対されたらこう言おう。「あなたの全てを撮りたい」と。断られても私は責任を持てない。ましてや思春期の女の子にそう伝えて洗濯物を別にされても文句は受け付けない。

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どんな写真を撮りたい?

どんなカメラが良いか

では、どんなカメラを選べば良いのだろうか。アレモコレモ流の答えは「欲しいものを買え」である。カメラ、レンズは値段でもスペックでもない。ロマンである。

本当はあれが欲しかったんだけれどなぁ。高いしハイスペックモデルだからなぁ。私には無理かも知れない。安い方で我慢する。恋い焦がれて……。これが遠回りになる。結局はハイエンドモデルが欲しくなり、我慢して買ったローエンドモデルを下取りに出すことになるだろう。もしくは買い増すことになるだろう。余分なお金を払うことになるのだったら、最初から欲しいカメラを買ったほうが健全である。簡単である、お金で解決すればいいのだ。

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お金さえあれば何でも解決するのか?

よく聞く「いつかはフルサイズ」「フルサイズは憧れ」という言葉。あえて言おう、死語だ。「いつかはクラウン」も完全に死語になったではないか。それと同じだ。時間は無情だ。

人の数だけ価値観があり、お金の使い方もそれぞれである。それは受け入れるべきだが、私は世の中はお金で回っていると考えている。愛だの恋だのなんて考えたこともない。お金で解決できることは解決したほうがどんなに楽か。私はお金で右の頬を叩かれたら左の頬も喜んで差し出す。地獄の沙汰も金次第ともいうではないか。

また最近は、フルサイズのデジタルカメラとAPS-Cサイズのデジタルカメラの値段が逆転する場合も少なくない。例えば、ミラーレスフルサイズの雄、ソニーのα7シリーズ「ILCE-7」は現在ボディ本体で約13万円ほどだ。APS-Cサイズのセンサーを搭載したハイスペックモデル、キヤノンの「EOS 7D Mark II」は約16万円もする。この3月に発売される新製品の「EOS 80D」は約14万円。ニコンもD500となれば約26万だ。

もちろんそれぞれのカメラには適材適所、使い道が違うので一概には言えないがもう「フルサイズは憧れ」の時代ではなくなっている。いまや、ナンデモアリである。

コンパクトデジタルカメラは?

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の最近のトレンドは「プレミアム」。つまり高級路線なわけだ。10万円するコンデジもざらにある。理由は先に述べた、スマホの台頭によるコンデジ市場の縮小、いや、消滅したのだ。どこに行ってもカメラはスマホで十分。それ以上は趣味。ならば、撮る楽しみがあるカメラのほうがいいだろう。そしてスマホではかなわない高画質だ。

コンデジはスマホよりセンサーサイズが大きく、余裕の画質がある。ソニーのサイバーショット「RX100」シリーズなんて、コンデジ市場を引っ張っていると言っても過言ではない。カメラをソニーが牽引するようになるなんてカメラといえばニコン、キヤノンばかりだった人には信じられない状況かもしれない。

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カメラが落ちているかもしれない

リコーの「GR」シリーズは、プレミアムコンパクトデジタルカメラの老舗と言ってもいい。私は初代「GR DIGITAL」を9年ほど使ったが、素晴らしいカメラだった。壊れてしまったので現在は「GR」を使っている。それほどGRシリーズは素晴らしい。

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私も使っている、シグマの「dp Quattro」シリーズというカメラがある。21mmの「dp0」に始まり28mmの「dp1」、45mmの「dp2」、75mmの「dp3」がある(35mm換算の画角)。手振れ補正なしの超高画素のため、また、そのデザイン故、人を選ぶかもしれないが、3層フルカラーセンサーの「Foveon X3」が叩き出すその写りは唯一無二である。モニターに映し出される画像は息をのむであろう。スマホなんて目じゃない。スマホを家に忘れてしまうだろう。

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dp2 Quattro

案外カメラデビューはこういうカメラが面白いかもしれない。店員さんに初心者にはお勧めしませんと言われること請け合いのカメラだが、こういうアドバイスは大きなお世話だ。いい人ぶるんじゃない。そういう時こそ、撮るときの注意点など楽しみ方を教えてほしいのに、お勧めしませんだなんて。機会損失である。商売の本質を分かっていない。合言葉は「明日の10万より今日の1万」である。欲しいなら買うべきだ。

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dp2 Quattroで撮影。君のカメラは葉脈が見えるかい?

富士フイルムの「X100」シリーズや「X70」なども良い。ああ、フジノンレンズ使ってみたい。

フルサイズのコンデジもある。ソニーの「RX1」シリーズだ。値段も素晴らしいがレンズはもっと素晴らしい。35mm単焦点、ドイツの名門光学機器メーカー・カールツァイスの「ゾナーT」である。カールツァイスという名前に弱い人は買ったほうがいい。

コンパクトデジタルカメラの良さは、これ一台で全てまかなえそうと思えるところである。手振れ補正、30倍ズームなどなんでもありだ。先に述べた「プレミアム路線」のため、値段的にはすでにAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラと変わらないところまで来てしまっているものもあるが、カメラにおいて小さい、軽いは正義である。重くてでかいからと持ち歩かないとなったらカメラの意味がなくなる。ちなみに私は覗き癖があるのでファインダーが欲しい。

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覗きたい

ミラーレスデジタルカメラはどうか?

マイクロフォーサーズに始まり、フルサイズに至るまで、現在の日本市場においてミラーレス戦争は一番熱いようだ。

機種によってはEVF(エレクトロニックビューファインダー)という電気仕掛けのファインダーを覗くのだが、これが最新モデルになればなるほど違和感がない。光学式ファインダーに慣れた身には気持ち悪くてファインダーを覗きながら「戻しそう」になったものだが、現在のEVFはかなり精細で違和感が少ない。動いているものや子供を撮るには向かないなどど言われているが、要は慣れの問題だと思う。レンズ交換もできるのでいわゆる「レンズ沼」の入り口としてもふさわしい。

利点はデジタル一眼レフより小さくて軽く、十分に高画質であることだ。

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オリンパス「PEN Lite E-PL6」に、レンズは「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」

オリンパスの「PEN-F」なんて値段も機能もすごいカメラもある。「E-M1」と比べてどっちがフラッグシップなのかわからなくなりそうだ。デザインも懐古調、クラッシック調で所有欲を満たしてくれそうである。欲しい一台だ。

ソニーのα7シリーズはフルサイズを「お手頃」にしてくれた。アダプターがあればレンズはなんでもござれだ。これのおかげで中古オールドレンズが跳ね上がったと言っても過言ではない。

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皆を沼にひきずり込んだ罪作りなカメラ。私も手放せない

あえてフルサイズにしない富士フイルムの「X-Pro2」や「X-T1」は、フジノンレンズ「XF56mmF1.2 R APD」を使ってキレイなオネーさんを撮ってみたいじゃないか。「APD」なんて「アポダイゼーション」って読めるかい? でも、APDありかなしかと言ったらありの方を買いたくなるこの気持ち。趣味にコスパを求めてはいけない。レンズはロマンである。

デジタル一眼レフは?

カメラといえば「一眼レフ」だろう。いかにもカメラを趣味にしていますという感じ。メーカー純正のストラップが自己主張している。入学式などでも桜の木の下で多くのお父さん達が首からぶら下げていることだろう。そして笑顔で挨拶しながら、あいつのカメラより私のカメラのほうが高いぞ、かっこいいぞと心の中で殴り合うのである。愛が過剰になると争いになるのだ。何事もバランスが重要である。

デジタル一眼レフの利点はなんであろうか。光学式ファインダーだろうか。メーカーが惜しみなく投入した最先端の性能だろうか。もちろん性能は折り紙つきだ。誰が使ってもピントを外すことなくキレイに撮れるだろう。ある意味究極の初心者向けカメラでもある。

そんな中、大きなアドバンテージといえば、なんといっても大きさなどからくる威張り具合ではなかろうか。どうだ、でかいだろう? どうだ、このレンズ、高かったんだぞ。このカメラ、レンズにはロマンが詰まっているんだ。これに尽きる。

重い? でかい? 鍛えなさい。筋肉をつけなさい。重いから買わないなんて言うもんじゃない。欲しいカメラ、レンズのためなら筋肉も厭わず。お金も厭わず。

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スマホには絶対に真似できない威風堂々たる姿。私カメラが好きですと言わんばかりの大きさ、重さ。

「とりあえず」というなら、エントリーモデルである、キヤノン「EOS Kiss X8i」やニコン「D3300」などを購入してもよい。もちろんレンズキットで。しかし、君はそれでいいのか。何が欲しいのか。カメラだろう。レンズだろう。ロマンだろう。そこに愛はあるか。

いきなりフラッグシップモデルを買うのも悪くない。少なくとも私は否定しない。ニコン「D5」「D810」やキヤノンの「EOS 5D Mark III」などを買うのだ。ペンタックスからも待望のフルサイズ「K-1」が出た。買え、買うんだ。例えば「初めて買ったカメラがライカでした」いいじゃないか。「ライカ以外使ったことありません」いいじゃないか。うらやましい。「一番高いライカください」と言ってみたいものである。

低価格な35mmフルサイズに対応した「エントリーフルサイズ」なんていうジャンルも生まれた。ニコン「D610」、キヤノン「EOS 6D」、先程から何度か登場しているソニー「α7」がそうだ。最初からこちらを買うのもいい手だと思う。比較してみるとAPS-C機と値段がそんなにかわならいことに気付くはずだ。まぁ、気付いてからが大変なのだが……。世の中には知らなければよかった、気付かなければよかったということもある。

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悩みは尽きない

レンズ選び

レンズはまずはキットレンズをお勧めする……と、私が書くと思ったか? そんなわけがない。レンズの味? 舐めたこともないのにそんなこと軽々しく言わない。

まずは35mm(換算も含む)f2あたりの単焦点レンズをお勧めする。無理な開放値でもないので安心して使える。そこそこボケる。35mmは潰しの利く画角である。50mmでは撮れないところも35mmなら撮れる。とりあえず撮れるのだ。

その後、楽しくなってきたら2本目のレンズを収集するといい。ズームよし、50mmよし、28mmよし、85mmよし。300mmよし。レンズのガチャガチャ交換楽しいよ。ズームレンズもシグマ「18-35mm F1.8 DC HSM | Art」のようにf1.8通しのレンズがある。「24-35mm F2 DG HSM | Art」もすごいよね。全ての欲を一本で解決しそう。世界征服しそうなレンズ。ロンギヌスの槍か。

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f1.4好きかい? 私は好きだね。

余談だが私は28~35mmあたりを「ファミリー画角」と勝手に名付けている。記念撮影に便利だと思うのだ。インスタントカメラ「写ルンです」の画角は32mmであるが、そこにレンズ選びのひとつの解があるのではないか?

中古デジタルカメラという選択

2000年ぐらいからのデジタルカメラの勃興と共に「中古カメラといえばフィルムカメラ」といった概念が覆され、中古デジタルカメラ市場も熟成されていった。

「デジカメは家電製品」などと揶揄され、デジタル製品は最新が最高なのかもしれないが、それがあなたにとって一番かどうかは別だ。中古デジタルカメラという視点も持っていていいと思う。ひとつ型落ちではダメかい? その分安くなりますぜ。

もちろん保証は欲しいし、中古品だからこそ信用できるお店で購入したい。初めてのカメラ選びは新品の方が安心という気持ちは「家電製品」という視点からすると否めない点もある。それでも日本メーカーのカメラは商品サイクルが早いので、1年使ったかどうかのモデルも中古品として売られていることもある。中古デジタルカメラは、選択肢のひとつとして考えてもいいだろう。

私は積極的に中古品も視野に入れている。下取りに出して買っての繰り返しである。わらしべ長者と呼ばれてもいい。結局損しているのでわらしべ長者とは言えないが。

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いつかは城を持ってみたいものだ

フィルムカメラという選択

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ニコンF

ここまで書いてきてなんだが、私のメインカメラはフィルムカメラである。フィルムカメラは、デジタルカメラの台頭にともなうフィルムの高騰から人気がないかもしれない。しかし、最近は富士フイルムのチェキが注目されていると聞く。

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チェキ、楽しいよ

デジタルカメラとフィルムカメラは似て非なるカメラなのだ。間違っても「フィルムカメラはフルサイズ」などと戯言は言うまい。フィルムは温かみがあるとか、味があるとか、現像を待っている間が楽しいとか精神論、根性論でしか戦えない現在、不人気故の低価格。中古フィルムカメラが、レンズが数千円で買えるものもある。デジタルカメラのように一度にうん十万も払えないのなら、フィルムカメラならどうか。現像代込みで一本1500円ぐらいするフィルムでも、月に一本ならデジタルカメラとは違う楽しみが味わえる。古い中古レンズの中には、今のデジタルカメラに付けられるものがあるので、共用できるのも魅力だ。デジタルとフィルムの両刀使いになれるのである。

まずは実家に行ってみよう。あなたのお父さん、おじいさんが使っていたというフィルムカメラが死蔵されているかもしれない。蔵がある? 紹介してくれ。

とりあえず、写ルンですを使ってみるのもいい。簡単にフィルムを楽しめるよ。フィルムはこれからもどんどん値上がりして更に手が届かなくなるだろう。始めるのなら今だ。

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蔵があるのかい?

もう少しきれいに撮りたいとき

春は物欲の季節であるとともに、草木が芽吹き新しい生命を感じる季節でもある。少しでもきれいに撮りたいと思うのは人の性と言えよう。きれいに撮りたいからレンズが欲しくなるのも同じく人の性であろう。物欲が湧く季節であるから仕方がない。しかし「レンズを買う」ことの他に何ができるだろうか。2点ほど書いてみたい。

1、露出補正をする

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白いものを白く撮りたいときはどうしたらいいのか。テーブルフォトを撮っているときに、なんでこんなに暗く写るんだろうと思っている人は多いと思う。これは白いお皿や、テーブルクロスに反射して、カメラが明るいと勘違いしてしまっているから。明るいもの、白いものを撮るときは露出補正ダイヤルをプラスにする。気持ちもプラス思考。季節柄、桜など花を撮るときには少しプラス補正して撮ってみると、その淡い感じが出る。または入学式などハレの日に、プラス補正でキラキラさせるのもいい。

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プラス補正でふんわり八重の雰囲気を出した

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α7の露出補正ダイヤル

逆に暗いもの、黒いものを黒く撮りたいときはマイナスに回す。マイナスにしても挫けない気持ちが大事。鉄とか壁などを孤独に撮るときにいいだろう。負けないで。

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補正なし、-1補正、-2補正。どれが好みだろうか。性格が出るかもよ

2、絞りを設定する

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絞りリング

絞りは、正しい絞り値というものがあるようでない。教科書的には絞りを開ければ開けるほど柔らかく、絞れば絞るほど硬めになる。ではどうするのか。思い切ってAモードにしてみるといい。そう、絞り優先モードだ。そこで開放1.4のレンズなら1.4から一段ずつ撮り比べて見るといい。どのあたりが好きな写りなのかわかってくると思う。また寄れば寄るほどボケるので距離とボケの関係をカラダで覚えるのだ。とにかくシャッターを切れ。

デジタルは何枚撮ってもタダと言ってもいい。しかも絞りを変えて同じものを撮るなんて、スマホでやろうとは思えない行為だ。これだけはカメラならではの楽しみではなかろうか。絞りは真円でないと許せないとか、f1.4より暗いレンズは許せないとか言わない。f2.8あれば十分。でも、50mm f1.4欲しいよね。よし買おう。

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比較して欲しい。どれぐらいが好きな絞り値か、適切と考えるか。正しい絞り値とは

技術的なこと、例えば構図云々言う人もいるかもしれない。日の丸構図上等である。写真は結果がすべてである。センスに技術は勝てない。

そのカメラ、レンズに愛を感じるか?

カメラという山に挑むにあたって胸に刻んで欲しい。一気に「頂き」に登ってしまえばあとは降りるだけだ。しかし、登山において気をつけなければならないのは、登ることもさることながら降りることはもっと重要であるということ。頂上にたどり着くだけが登山ではない、降りて家に帰るまでが登山である。カメラを買って、紙袋を持って帰ったときに家に入れてもらえなかったり、箱が届いても開けさせてもらえなかったということになっても私は関与しないのであしからず。

外で開封してレンズをつけて普通に写真撮って帰りましたという風に装うか、配送センター留め、局留めにして手に入れるのも良いだろう。もちろん現金決済で。飛ぶ鳥跡を濁さず。カードの明細などはネット明細に切り替える。紙で送られてきて奥さんに見られたら目も当てられない。紙をやめた理由はエコだからと言えばいい。下山できなくなっても私は救助に向かわない。自分のことでいっぱいいっぱいである。

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これはサル山。まぁ、似たようなもんだ。

ここまで、私は熱を持って、愛を持って語りかけたつもりだが、わからないこと、理解できないことがあろう。それは私個人の価値観が多分に影響しているからだ。身銭を切って「身削ぎ」をしたものだけにしかわからないことがこの世の中にはある。それはカメラとレンズである。買って使った者にしかわからない。

最後になるが、カメラは持つものである。手に握った感じ、見た感じ、シャッターを切った感じ、五感で感じたものを信じて欲しい。第六感で感じたものは「愛」だ。それが一番あなたにあったカメラだと思う。小さくてもいい、大きくてもいい、軽くてもいい、重くてもいい。そのカメラがいつもあなたのそばにあるのなら。

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記事中に登場するカメラの情報はすべて2016年3月現在のものです

著者:アレモコレモid:aremo-koremo

アレモコレモ日々、物欲に悩まされ、闘っている。
フィルムカメラをメインにデジタルカメラも持って、写真を撮りに東奔西走。

ブログ:カメラが欲しい、レンズが欲しい、あれもこれも欲しい Twitter:@_aremokoremo_

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